幼稚園にあるジム、”ウッディ”。
ログのグラグラつり橋を挟んで滑り台が2つ。
登れるところは、丸太のハシゴ と 坂+ロープ と ネット と 登り棒。
登り棒はアニでもまだ登りきらないけど、オトウトはネットすらまだだった。
と言うか、アニと違って石橋を叩いて渡る慎重派なオトウトはチャレンジすらしてなかったんだけどね。
いつのまにか、ブランク(夏休み)があっても、気合で練習しなくても、できるようになるもんですなぁ。
何にでも通じる事だけど、要は本人のヤル気の問題なんだろう。
身体能力はアニに遠く及ばないオトウトだけど
(オトウトが平均より小さいのもあるけど、何よりアニのチャレンジャー精神が高すぎる。)
母ちゃんはのんびり見てられてありがたいし、頑張ってる姿を微笑ましく感じるよ。
アニは 『やりたい!』 って好奇心だけで衝動的に飛び込んで行くから、
このくらいの頃の公園通いはハラハラドキドキしてばかり、オトウトを背負ってて止めることもできなかった。
『もう私には落ちてきたアニを受け止めるしか出来ない。』 と思ってジムの下をグルグルしてたなぁ。
オトウトはいまだかつてそう言う経験が無い。
帽子の件といい、色々と正反対な兄弟である。