1ヶ月ぶりにくろぎさんへお邪魔してきました
今まではカウンターの入り口に1番近い席でしたが、
今回は初めて奥の席。 視界がガラッと変わって新鮮です
『今日はたくさん松茸を召し上がっていただきますよ~』
と大将から気合いを注入(?)され、さっそくこの日の
コースがスタートです
先月と同じものですが、やっぱり美味しい
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
表面の炙った部分とほんのり残したレア感の対比が
とっても好きです
前回の記事で書き忘れましたが、続いては
焼き胡麻豆腐
控え目な甘みと山葵のピリッとした感じ、そしてふんわり
とろ~んとした食感が何とも言えません
お椀
土瓶蒸し 牡丹鱧
岩手山松茸
こちらも先月いただいて悶絶?した1品
でも、先月と確実に変化したのが本日の主役、松茸。
先月の早松茸より遥かに存在感の増した松茸は、香りも
さることながら弾力のある食感と、それによって生み出された
スープの濃厚さがたまりません 1滴も残さずいただきました。
焼き物
北海道産寒鰤 塩焼き
はじかみ生姜
実は家でもあまりいただかないお魚の塩焼き
単なる先入観ですが、何だか質素で侘しいイメージが
でも・・・。全然違うのですね。
塩焼きは鮎ぐらいしか(あとはししゃもとかしか)
食べられなかった私。寒鰤も仲間入り←単純(笑)
最近はコースの中にちょっとしたサプライズが1~2品
登場するようになり、それもまた楽しみの1つ
この日のサプライズ①は飯蒸しイクラ
(Refrainさん、思い出させていただきありがとうございます!)
むっちりとしたもち米の食感に、キラキラしたイクラが
弾けてお口の中が大変なことに・・・!!
ほんの2~3口なのですが、いとおしむように大切に
いただきました。(・・・な~~んて言ってますが実は
『お茶碗いっぱい下さい!』 とまたまたワガママを
言ってみた私。)
オトコマエ黒木さんから、『まだまだたくさん召し上がって
いただかないとなので我慢してくださいね』と
優しくたしなめられ、おとなしく引き下がります(笑)
サプライズ②は、丹波の松茸
前に出た岩手山松茸の、実に7倍のお値段とか
そう言われて食べるからなのか、はたまた本当にそうなのか
わからなくなりながら食べる松茸は、香り豊かで品良く美味。
シンプルに焼いただけ、お醤油をチョロリと垂らしただけの、
まさに素材勝負な提供に舌鼓を打ちました
凌ぎ
棒寿し ばちこ ゆべし
和のおもちゃ箱のように毎回楽しみなお凌ぎ
内容は先月とほとんど変わりませんが、銀杏とか、
イチョウ形のお芋とかあったりして、秋モード全開!
サプライズ③は、あんきも!!
大好物のあんきも、日本酒が飲めなかった頃から
大好きだったのですが、日本酒と合わせたら・・・くぅ~っ!
これはやばいですね~~~ 次回もぜひいただきたいな
お造り
豊後水道の白身 妻もの色々
実はこのお造り、まったく記憶がありません
最近このあたりにくるとどぅしても酔いも回りはじめ、さらに
お腹もいっぱいになってしまって・・・
とぃぅわけで、前回同様、一口サイズの強肴はパス!
でも、この日のお食事、岩手山松茸御飯は
せっかくの炊きたてです お茶碗に半分ほどいただいて、
残りはいつものようにお土産に
さて、残すは大好きな葛切りのみ・・・と
思っていると、女将さんが耳元で私に囁きます
『例のものもご用意してますから』
・・・例のもの・・・
そう!こちらですよこちら~
サプライズ④は、紫イモのモンブラン
前回のものと比べてみると、一気に色濃くなったのが一目瞭然
着色したんじゃないですよ~~と言われましたが、
信じられないほどビビッドなパープルにはびっくりでした
今回もまた、幸せな時間にただただ感謝
帰りに大将から、『まだうちの柚子胡椒あります?』と聞かれ、
(まだってぃぅか一度もいただいてないよ~)と思って返事に
困っていたら下さいました
ちょっと気になっていたお手製の柚子胡椒
早速お鍋や湯豆腐と合わせていただいてますが、手作り感
たっぷりで本当に美味しい でも、つい調子に乗って
入れすぎると結構な辛味なので注意が必要です
・・・そうそう、こちらに伺うときはいつも家族3人で仲良くお邪魔して
いるのですが、黒木さん、どうやら私が既婚者だと思っているようで
余った御飯はいつも2つに分けてもたせて下さるのです(笑)
なので今回の柚子胡椒もやっぱり2つ・・・(笑)
『美しき誤解』ってヤツですね
1つはお花の先生にプレゼントしちゃいました
次回は12月に伺う予定
今度は何がいただけるのでしょう
心の底から暖まる誠実なお料理、また楽しみにしています。