私のお気に入りの香水はフランスのAnnick Goutal
色々と種類があるアニックグタールですが、
特にお気に入りなのは甘くて女性らしい香りが
大好きなPetite Cherie 
爽やかなグリーンの香りが夏らしいLe Jasmine
そして最近のお気に入りは今年、数年ぶりにリバイバルした
Le Muguet
すずらんの香り
実はこのAnnick Goutalとの出会いは、私がまだ小学校の頃。
家族でパリへ旅行したとき、いつもホテルへ帰る道に、
このお店があったのです
ショーウィンドウに可愛くディスプレイされた香水達
小学生の私にとって、まるで魔法の世界を見ているようでした
当時は香水が何かも知らないぐらいの歳だったのですが、
「この可愛いのは何
」と母に聞いたところ、
「これは香水よ。もうちょっと大人になったらね」
とあっさり言われ、大人じゃなくても欲しいのになあ
と子供心にちょっぴり悲しかったのを覚えています
あれから数年後、この香水と再会したのは、
私が大学４年生のとき
六本木ヒルズがオープンし、
初めて入ったエストネーションで、あの可愛い
バタフライ
モチーフが、目に飛び込んできたのです
速攻その場でお買い上げ、以来ずっと愛用しています
さて、私が初めて香水
をつけたのは
１４歳、中学２年生のときでした。
当時通っていたテニススクール
で、
私は初めて人を好きになりました
でも当時その人は高校生で、私は中学生。
初めて人を好きになった人が、高校生。
私にとってはうんと大人で、本当に遠い遠い存在でした（笑）
緊張しすぎて自分からは話しかけられず、
本当に何も進まず月日は流れるばかり・・・
色々自分なりに悩んだ挙句、母に相談しました。
すると母が、「話しかけられないんだったら印象に残らないわね。
香りで覚えてもらったら」と、香水を買ってくれたのです
母が私のために選んでくれた初めての香水は、
CHANELのCRYSTAL
私に初めて買ってあげる香水として、
ずっとイメージしていたのだそうです
爽やかな香りに、甘いラストノート。
これが私のイメージなんだあとすごく
嬉しかったのを覚えています。
それに、私にとっては香水をつけるだけで大人！
という感じなのに、CHANELという中学生でも知っているブランドの
香水を自分がつけると思うだけで、飛び上がってしまいそうなぐらい
嬉しくてたまらない気持ちでした
しかし残念ながら香水の魔法を借りても、
その人にアタック
する勇気は沸きませんでした（笑）
でも私は結局この香水を、高校３年生まで使い続けました
今でも街でこの香水をつけている人に出会うと、
その頃の気持ちが蘇ってきて、
懐かしい気持ちになってしまいます
・・・ちなみに数年後、私はその初恋の人と再会し、
めでたくお付き合いすることになりました
残念ながらお別れしてしまいましたが、
私にとっては香水と同じぐらい、
（ぃゃ、それ以上ですね・笑）大切な思い出です
初恋と香水は私にとって本当に思い出の深い関係。
香水は、私の人生に一生欠かせないアイテムになりそうです