「た、助けて…!」
夜のパトロール。チャリンコを漕ぎながら人気淋しい町中を後輩の警ラと共に見回りしていると、正面の角から若い女性が私たちに駆け寄り助けを求めた。
「助けて下さい、男にうたれて…」
よく見ると女性は血を流している。
私は慌てて被害者の女性を支え、無線でパトカーと救急車を呼んだ。
「あなたを撃った犯人はどちらに?」
後輩の警ラが被害者の女性に訊ねる。女性は来た路を指し示した。
やがて直ぐに駆けつけて来たパトカーに女性を預け、私と後輩の警らは犯人を捜しに向かった。
しばらくして近所から女性の悲鳴が聞こえ、私たちは悲鳴の元へと駆け付けた。
いくつかの角を曲がり向かった先に今にも女性を襲おうとしている暴漢がいた。
「警察だ! おとなしく凶器を地面に置いて、手を上げろ!」
後輩の警らが拳銃を構えて叫ぶ。私もホルスターから銃を抜き、通り魔に向かって警戒しつつにじり寄った。
女性がこちらへ逃げてくる。私は女性を背で庇い、犯人を銃で威嚇した。
「聞こえないのか!? 凶器を地面に置いて、手を上げろ」
後輩の警らが再び警告する。犯人は観念したのか、直ぐに凶器を地面に置き手を上げた。
「お前が先ほどもう一人の女性を撃ったやつだな? 女性ばかりを襲うとは、なんたる非道漢!」
「誤解だ。俺は刺しはしたが、撃ってはいない」
私は地面に腹這いになった犯人に後ろ手に手錠を掛けながら、後輩の警らと犯人がやり取りするのを黙って聞いていた。
その時、地面に落ちていた物に気が付く。私はそれを取り上げ、犯人の男に訊ねた。
「ああ…確かにそれは俺の物だ」
犯行に使われたと思われる道具を検挙し、私と後輩の警らは犯人を現行犯逮捕。警察署へと連行した。
そして取調室にて犯人の男を尋問する。
だが、何度訊いても、犯人と被害者の女性との証言が食い違ってしまうのだ。
確かに犯行に使われた道具と男の凶器では、被害者の女性を刺すことは出来ても、撃つことは出来ない。
……まてよ。何かがおかしい……
犯人は女性を刺したと言っている……被害者は撃たれたようだ……
いったい、犯行はどのように行われたのか……?
△ △
(`◎◎´)ブヒッ!!
夜のパトロール。チャリンコを漕ぎながら人気淋しい町中を後輩の警ラと共に見回りしていると、正面の角から若い女性が私たちに駆け寄り助けを求めた。
「助けて下さい、男にうたれて…」
よく見ると女性は血を流している。
私は慌てて被害者の女性を支え、無線でパトカーと救急車を呼んだ。
「あなたを撃った犯人はどちらに?」
後輩の警ラが被害者の女性に訊ねる。女性は来た路を指し示した。
やがて直ぐに駆けつけて来たパトカーに女性を預け、私と後輩の警らは犯人を捜しに向かった。
しばらくして近所から女性の悲鳴が聞こえ、私たちは悲鳴の元へと駆け付けた。
いくつかの角を曲がり向かった先に今にも女性を襲おうとしている暴漢がいた。
「警察だ! おとなしく凶器を地面に置いて、手を上げろ!」
後輩の警らが拳銃を構えて叫ぶ。私もホルスターから銃を抜き、通り魔に向かって警戒しつつにじり寄った。
女性がこちらへ逃げてくる。私は女性を背で庇い、犯人を銃で威嚇した。
「聞こえないのか!? 凶器を地面に置いて、手を上げろ」
後輩の警らが再び警告する。犯人は観念したのか、直ぐに凶器を地面に置き手を上げた。
「お前が先ほどもう一人の女性を撃ったやつだな? 女性ばかりを襲うとは、なんたる非道漢!」
「誤解だ。俺は刺しはしたが、撃ってはいない」
私は地面に腹這いになった犯人に後ろ手に手錠を掛けながら、後輩の警らと犯人がやり取りするのを黙って聞いていた。
その時、地面に落ちていた物に気が付く。私はそれを取り上げ、犯人の男に訊ねた。
「ああ…確かにそれは俺の物だ」
犯行に使われたと思われる道具を検挙し、私と後輩の警らは犯人を現行犯逮捕。警察署へと連行した。
そして取調室にて犯人の男を尋問する。
だが、何度訊いても、犯人と被害者の女性との証言が食い違ってしまうのだ。
確かに犯行に使われた道具と男の凶器では、被害者の女性を刺すことは出来ても、撃つことは出来ない。
……まてよ。何かがおかしい……
犯人は女性を刺したと言っている……被害者は撃たれたようだ……
いったい、犯行はどのように行われたのか……?
△ △
(`◎◎´)ブヒッ!!





