いまさら言わなくても、知っている人は知っている。
ウツをわずらっている人に対しては、声をかけることより、そっとそばに寄り添うことが大切。
あれこれしてあげたくなったり、外にでると元気がでるよ、なんてついつい言いたくもなるわけです。
でも、ウツの人にとっては、静かに自分との対峙、心の整理を自身で行ってもらうしかないのです。
これを理解できるかできないかで、ウツに対する考え方や行動が変わってきます。
いとも簡単に自分はウツと言う人は本当のウツではないと思ってします。
なぜなら、本当にウツなら、動きません。「岩」になっています(あるいは「貝」)。
だけど、こころがちょっとすうすう風が吹いていて、心細いのも事実。
だから、そばにいるよ。。という暗黙のメッセージを伝えることが共感にもなる。
我が家の亭主は「ウツ持ち」なもので、ちょうどウツ期に入ったところで、そばにいる私は、彼がいないかのように振舞いながらも、そばに寄り添っている。
そんな生活だが、その分私の好きにできる時間も少しはできるところが救いである。
本当は、ウツ病患者さまのカウンセリングを専門にしたいのですけど、医師でないので、結局は実生活が私自身の訓練の場になっているのある。
ウツに関する本はいろいろでているが、ウツを元気にさせようという本は少し眉唾物ではないかと実感している。
こんな私ですが、ご相談うけたまります。
遠慮なくご連絡ください。
心理士:さいとうまゆみ
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