目が輝く時ということは誰にでもあると思う。
最近、子供達に算数を教える機会が増えました。
ゆとり教育のせいでしょうか、教科書の内容がかなり薄くなっています。
そして、その分、子供達は問題を解く機会も少なくなってきているようです。
ですから、学年が上がっていくにつれ、本来ならば、積み上げで力がつくべきところが間引かれているせいで、あるタイミングで「チンプンカンプン」になって、どこかに連れ去られたような、いや、別世界の話になってしまい、自分のことでなくなってしまっているのが現実のようです。
積み上げで力がつく算数は、いまや日本人の算数力はかなり落ちているであろう。
私の世代は、読み書きそろばんでしたから、塾といえば、寺子屋のようなところ。そしてそろばん教室が一般的でした。
私は、そろばんのおかげで計算だけは、普通の人よりは早いと思っている。
今の子供達にそろばんを習えとはいいませんが、やはり積み上げの教科は、積み上げていかないと仕上がらないものです。
だからといって、時間を取り戻すことはできません。
そこで、いかに早く計算できるようになるかというポイントをかいつまんで教えて、短時間集中して特訓すると、子供の吸収力は早いもので、一機に駆け上がってくる感触がこちらにも伝わってきます。
子供達は、「わかった!」という納得感を得られた時、明らかに目が輝いています。
目が輝くって、こうなんだ!とこちらが体感させられる瞬間です。
人間の目が輝く時って、なんてすばらしいものだろう。
そう思わされる瞬間である。
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