私立なんば高校に通う生徒のための寮、「とどかな荘」
部屋は2人1部屋となっており、大抵同学年の生徒と相部屋になる。
今日はそんな「とどかな荘」の消灯時間を過ぎたにもかかわらず、デスクライトを点けている部屋を覗いてみよう、、、、
〜とどかな荘 白間・吉田部屋〜
(AM2:00)
日付はとっくに変わっていた。
デスクライトとパソコンの光がアカリンの白い顔を照らす。
「あーーーー😩 編集終わらへん!」
メガネをとったアカリンはイスで仰け反り、天井を見つめた。
撮影は放課後に終わるのだが、そこで撮ったものを編集するのには撮影の何倍もの時間を要する。
「でもやっぱり続けることが大事やからな!がんばろ
」
そういうとアカリンは自分の頬をペシン!と叩き
、編集作業を再開した。
(1時間後)
「やったーー✨終わった〜
」
パソコンを閉じたアカリンはんーっ
っと大きく伸びをした。
その時、
ガシャン!
アカリンのパソコンが机から落ちてしまった。
「やばっ!」
壊れてないか急いで確認する。
「ひゃ〜
セーフ😞」
どうやら大丈夫だったみたいだ。
すると、背後でゴソゴソと物音が聞こえてきた。
「みる起きちゃった?」
先ほどの物音でルームメイトのみるるんを起こしてしまったと思い、アカリンは机の後ろにある二段ベットの上の階を見た。
暗くてよく見えなかったが、
スースー😴
と寝息が聞こえたのでほっと胸をなでおろした。
が、徐々に暗闇に慣れていくアカリンの目はとんでも無いものを見てしまった!
「ちょ、ちょっとみる!!
」
あまりの衝撃でアカリンは絶叫した。
なんとみるるんは全裸で寝ていたのだ。しかも掛け布団無しで。
「ん、ん〜
なに〜?大声出して
」
アカリンの絶叫で起きたみるるんは目をこすりながらムクッと起き上がった。
「ちょっとみる服着んさい!
いま何月やと思ってんの!?12月やで!!
」
すると寝ぼけているのかみるるんはニヤニヤしながら
「だいじょぶやって〜
みるめっちゃ体強いねん!(ドヤァ」
どうやら本当に体がお強いそうで、、、、
(この子感覚もアホになってる…)
絶叫したアカリンは酸欠気味になってクラクラする頭を抑えた。
「ダメやって! ほらっ!」
みるるんの感覚が分からないアカリンは、みるるんのタンスからテキトーにパジャマの上下を出してきて渡した。
「ほんま風邪ひくで!!」
お母さんのようなアカリン
が、
「ほんまに大丈夫やって
アカリンは心配性やなぁ〜」
寝ぼけてるせいもあり、まるで耳を貸さないみるるん
「ダメ!服を着なさい!」
「は〜い
」
ようやくみるるんはゴソゴソとパジャマを着始めた。
「ほんまに手がかかる子やで
💦」
みるるんを叱ったアカリンお母さんは編集の疲れを忘れてしまい、結局一睡もできないまま朝を迎えることになってしまったとかなんとか…