お爺ちゃんは
疲れると決まって
藻草と線香でお灸をすえる
少年は
お爺ちゃんの手伝いで
背中にお灸をすえる時がある
藻草の頂点に火を着けると
チリチリと裾野の方に向かって
広がっていく
お爺ちゃんは
『ううううう、気持ちいいぞ』
と満弁の笑みを浮かべた
お散歩を終えた
コニーは、ヘトヘト
地面にへたり込んでしまった
少年は、家から
藻草と線香を手にして
彼の元へやって来た
お爺ちゃんは
疲れると決まって
藻草と線香でお灸をすえる
少年は
お爺ちゃんの手伝いで
背中にお灸をすえる時がある
藻草の頂点に火を着けると
チリチリと裾野の方に向かって
広がっていく
お爺ちゃんは
『ううううう、気持ちいいぞ』
と満弁の笑みを浮かべた
お散歩を終えた
コニーは、ヘトヘト
地面にへたり込んでしまった
少年は、家から
藻草と線香を手にして
彼の元へやって来た
春風さんは
ヒュー、ヒューと
悪戯が好き
コニーは
真っ赤なイチゴが
好き
男の子は
幼なじみの女の子が
好き
春風さんの悪戯に
スカートを押さえる
幼なじみ
男の子は、……ポッ
コニーは、『ワン』
この季節の早起きさんは?
石垣に腰を下ろして
珈琲を味わう
おじいちゃん
やがて
少年が手で眠い目を擦りながら
姿を現した
澄み切った匂い
春風が頬をかすめ
熊笹の音がそよぐ
風に乗った香りは
コニーの鼻先へ……
桜饅頭を夢見る彼であった
―夏、昼下がり―
一匹のカラスが、松の枝にとまって庭に寝そべっているコニー(犬)を眺めている
「おい、コニー。毎日良いご身分だな」
「ZZZ……」
業を煮やしたカラスは、コニーの鼻面に飛び降りた
「知っているか、となり町のピッチ(雌犬)は空き巣を追っ払ったそうだ」
「ZZZ……」
「そこに引き替え、コニーは……」
コニーは大きく欠伸をした
なんと、コニーの口の中にキラッと光る物が、カラスはその光に胸を轟かせた
「欲しいな」
彼ははやる心を抑えながらソワソワしだした
コニーの口は大きく開けたままジーッとしている
カラスは、左右に歩き回り始めた
「欲しい、実に美しいな」
スクッと立ち止まった彼は、意を決して嘴をコニーの口の中に差し込んだ
その時、カップ!
「つかまえた」
「
は、嫌いだ」![]()
雨が夕方から降り始めた
客の居ない店内は、張り詰めた空気の重さで潰されそうである
だから、ビィヒーは雨が好きになれない
彼が慌ただしく叫ぼうが、羽をばたつかせようが
マスターは素知らぬ顔をしたままグラスを仕込みをするのみである
まだ一人の客が来ないまま、いま閉店を迎えようとした時
扉が静かに開いた
ビィヒーは、時間の止まった地獄の業火から抜け出た喜びで叫んだ
「いらっしゃいませ」![]()
「まだ、大丈夫ですか?」![]()
落ち着いた口調で語る
一人の女性が顕れた
つづく
まだ日が明るい午後のひととき、所用での帰り道のことである
道路に面した消防団の詰め所にジャージ姿の小学生が十数人
年配の人が二・三人が集まって出囃子の稽古をしていた。
軽やかに流れる音色は、染まりゆく紅の空に木霊していく、季
節は寒露を過ぎ秋の土用を迎えようとしている今、置き忘れて
いた時を想い出した
元々、映画で制作され人気を得て続編をとの声でテレビでの放映が始まった。
今やアメリカの長寿ドラマの一つに掲げられるテレビショーである。
あらすじは20世紀の初頭エジブトで巨大なリングが発見、それは銀河の星々をつなぐゲートをなしている事をしる。
映画では、ゴアウルドのラーを倒し奴隷を解放すると言う話しで終わる。
この作品が先日、SF部門としてスタートレックを抜いてギネスブックに載るという大挙を見せた。
本国アメリカでの人気の強さを伺える。
このまま行けばシリーズ最大と言われる『ダラス』11シーズンを抜くのではないだろうかと心の隅で微笑んでいる私がそこにいるのだ。
海外ドラマ、特にSF物を見るにつけどうしても日本のそれと比較してしまう。
スタートレックやスターゲート、スーパーマン・アンドロメダ等の様な成人向けするSFドラマが無いのが悲しい、日本ではどうしても子供向けに為ってしまうきらいがあるようだ。
だが、それを補うかの様にガンダム・エバンゲリオン、甲殻機動隊等の様に大人向けをするアニメが存在している。
それでバランスを取っているのだろうか、希望を言えばアニメの設定を持って実写で表現しうるテレビショーを催せば世界に通用する 日本のドラマが完成するのでは無いだろうかと熱望している一人である
「いらしゃいまっせ」
「いらっしゃいまっせ」
店には一羽のオームが、主顔で居座っている
彼の名前は、ビィフー
れっきとした♂
歳は、不明――?
何故ならば、
この店がオープンした時からの住人だから
彼は店内に入ってくる客に挨拶を交わす
「いらっしょいまっせ」
特に、女性客には……
甲高く、羽を広げて向かい入れるのである
まさに盛りを迎えた猫のように
Bar―はどんな物語ですか?
【こげぱん】と【ぼのぼの】をミックスして世の中の皮肉と人間の純情と
言うスパイスを加えた。大人の童話に仕上げたい
チョットした時間に軽く眼を通す程度の話しを目指している
今回の【無口なバーテンダァー】を書き終わって一言
何も話さない、どんな事が起きても一言も発さない
凄いです。そんな人物を描きたいと考えていました
何も話さない人物で、記憶があるのは、【笑うセイルスマン】のバーテン
ダァーですね。いつもグラスを拭いているだけの記憶があります
でも彼は脇役で主人公ではありません
主人公で声を発さない人――と言えば、むかし声帯を切られた素浪人を主体
にした復讐モノの時代劇がありました。毎週かかさずに見た覚えがあります。
声を発さない人物を描くのは、演じるのも難しいし描くのも難しいと当時から
思っていましたが、やはり今回の話しも色々と試行錯誤をしてしまいました
次回の話しは?
そうですね。オームのビヒィーを取り上げようと考えています。まだまだ内容
は、煮詰まっていません
そうオームと言えば【宝島】に出てくる一本足の男、名前を忘れましたが彼の
肩にいつも止まっている鳥がオームですね。彼をイメージして描いてみたいと
思っています
この店のマスターは口数が少ない
少ないと言うよりも、誰からも声を聞いたと言う話しを聞かない
勿論、私も聞いたことはない
ある時
アイスピックで手を刺した時があった
「……」
果物ナイフで指を切ったことも
だけど悲鳴一つ上げる事もなかった
「……」
この様な状態である
彼の声を聞こうと人々は策を練るが
すべて空振り
ある日の事。店内は張り詰めた緊張感に支配させていた
お客同士の一発触発である
二人の間に割って入ったバーテンダァーは――
その時、不運な事が起こった
足を滑らせてた彼は、女性客の胸に顔から突っ込んで行ったのだ
「バシッ」
「……」