K君が中学生の時は、焦点切除手術と修学旅行のタイミングが重なったので修学旅行は断念しました。
そのぶん余計に、高校では修学旅行を存分に楽しんで青春の思い出を作って欲しい、と強く思いました。
その修学旅行には私が同行することにしました。
同行の目的は、発作時のケアと不測の事態への対応です。
先生方にそれらを丸投げするわけにはいきません。
行程は3泊4日ですが、土日を含むので、仕事は2日休むだけでした。
(私が社会人になった約30年前は、子供の修学旅行で仕事を2日休むなんて、震えるほど勇気が必要だったのですが、今は就業環境がずいぶんと良くなりました。)
同行するにあたり、事前に担任先生にお時間を頂いてしっかり打合せ、有事の際の対応を確認し合い、それを紙1枚に整理してお渡ししました。
(担任先生は、親が修学旅行に同行することについて校長の承認を取らなければならないので、説明用の文書が必要なのです。このように口頭だけでなく、何かと文書を添えることは、先生との良好な関係を維持するために大事なことだと思っています。)
ホテルとフライトは御一行と同じものを個人で予約しました。
現地ではレンタカーで御一行バスを追いかける作戦です。
早くから日程が決まっていたので、これらいずれも早割で安価に押さえることができました。
なお、同行といっても、私は御一行から見えないように行動します。
同行というよりは尾行です。
思春期K君は、親が同行している姿をなるべく同級生に見られたくないようですし、私としてもなるべく親がいない状況でのびのび楽しんで欲しいのです。
(普段の遊び相手は家族ばかりなので成長のためにも良い機会です。)
さていよいよ当日、私の気分は、仕事を休んで旅行に行けるウキウキ9割+漠然とした不安1割という感じです。
発作さえ起きなければ、私の役割はK君からの「薬飲んだ」のLINEを1日3回チェックするだけ、楽勝。
御一行をひたすら尾行するのでそんなに自由があるわけではないですが、旅先でドライブとホテルと現地グルメを楽しめると思っただけでもウキウキ―。
ところが・・
いきなり1日目の午前にトラブル発生!
(次回に続く)
