
ペンタの大群は絶えず扉の向こうから押し寄せてくる。
ペンタはみんな冒険がしたくてたまらない。
まんまるなからだを知らない世界へ向かって転がして
新しいものが見たくて見たくてたまらない。
ときには階段の列に沿って忠実に転がり、
ときには宙をういて・・
群れながら空を浮くのは、とっても楽しい。
ある日、その扉は、宇宙の真っ暗闇の中の、第5億4千3百21万7千7百77個目の惑星のそばに現れ、
約1億体のペンタが、その扉から、行列になって飛び出し、細かい階段を、くるくると
転がり始めた。
さて、彼らの目に、何が見えはじめるのだろうか!!
ところで、ペンタは、とても無口な生き物なのである。
いつもそのくちはにっこりと、満面の笑みを浮かべているが、
言葉を発することは、まったく、ないのだ!
では、なんのためにその口はあろうか??
むしゃむしゃむしゃむしゃ
おや?なんの音だろう?
ペンタたちは、扉から飛び出した丁度6時間後に、「食べ物わっしょい惑星」を発見し、
ありとあらゆる食べ物をほおばり始めた!
そう、その口は、食べ物を食べるためだけにあったのだ!
おなかいっぱいに食べ物を食べたペンタは、今度は、のどが渇いたので、
隣にあった牛乳惑星を発見した。
牛のおっぱいの先にストローをくっつけて、ペンタの耳の穴に差し込んで
おなかいっぱいに牛乳を満たした。
ころころころころ
ペンタの体はもうはち切れそう!
ペンタはもう眠くて眠くて仕方ない。
お昼寝をしながらころころころころ転がった。
そんなころ、地球という惑星のそばをちょうど通り過ぎようとしていた。
ペンタはとってもびっくりした。
なぜなら、地球がとっても色んなにおいがしたからだ!
ペンタはこんな惑星みたことがなかった。
こんなところ、通り過ぎちゃう訳がないぜ!という顔をペンタはした。
続く