歴史と哲学とBABYMETAL

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 新年早々に公式が発表した謎の画像について、個人的感想を書こうと思います。

 

 

 既に多くの人がエヴァンゲリオンの第5使徒 ラミエル を連想していますが、自分も全く同じ印象を受けました。

 

 エヴァンゲリオンは90年台半ばに一世を風靡したアニメで、通常兵器では倒すことのできない謎の敵、使徒が人類の滅亡を図るという壮大な内容でした。

 

 BABYMETALにつきものの謎解きは、エヴァンゲリオンの「謎」と「伏線」をこれでもかと詰め込んだオープニングと同じニオイがして、多分に影響を受けているんじゃないかと思っていました。2013年の生誕祭では、SUさんがエヴァンゲリオンの「魂のルフラン」を歌っていましたし・・・。

 

 謎の画像によく似た第5使徒ラミエルについてですが、作中では攻守共にほぼ完璧な空中要塞として登場しています。

 

 一定範囲内に侵入する敵に強力なビームを放つ第5使徒ラミエルに対して、 射程範囲外からの超長距離射撃で殲滅するという 「ヤシマ作戦」が実施されることになります。この射撃には日本全体の電力が必要で、計画停電によって日本全国の電力が一箇所に集められました。

 

 「ヤシマ作戦」の由来として、 超長距離射撃を行うことから那須与一が平氏の船上に浮かぶ扇を射落とした「屋島の戦い」という説。もう一つは日本全国の電力を集めるという点から、「古事記」に記された日本の総称である大八州(おおやしま)があると言われています。

 

 もしこの「ヤシマ作戦」になぞらえて今年のベビメタの活動を示唆しているとすれば、日本全国のメイトを一箇所に集めるMOAMETALの生誕祭が、現実味を帯びてくるかもしれませんね。