MoiMoi!りかです。

 

双極性感情障害は鬱と間違えられやすい。

というのも私がそのパターンでした。

 

まずまだなじみ深くはないこちらの双極性感情障害とは…

躁うつ病という名前のほうが知られているかもしれませんね。

双極性障害(躁うつ病)

うつ病だと思いながらも、極端に調子がよくなって活発になる時期がある場合は、

双極性障害(躁うつ病)かもしれません。
双極性障害では、ハイテンションで活動的な躁状態と、憂うつで無気力なうつ状態をくりかえします。

躁状態になると、眠らなくても活発に活動する、次々にアイデアが浮かぶ、自分が偉大な人間だと感じられる、

大きな買い物やギャンブルなどで散財するといったことがみられます。

(厚生労働省 みんなのメンタルヘルス)

 

そしてこれ、本人は躁の時は調子がよく、病識がありません。

 

( 病的な状態にある人が、自分が病気であることを自認している(自分で認めている)ことを「病識がある」と言う。

一方、病的な状態であるにもかかわらず、自分が病気であることを自認していない状態を「病識が無い」と言う。 )

(wikipedia)

 

つまり、鬱の時しか病気だと思わないので鬱だと思って病院に行く。

すると鬱の治療をされる。

でも鬱と双極性感情障害は別物なうえ、

鬱の治療をされてしまうと双極性感情障害は悪化する!!のです。

 

鬱の時の治療は抗うつ剤を使い鬱の気持ちを持ち上げるようなイメージでした。

しかし双極性感情障害は鬱と躁の波を抑えるのが目的なので気分安定剤というものを

メインに使っていきます。

 

ちなみに鬱の時に使う抗うつ剤は双極性感情障害の人に使うと躁転しやすくなり、

そのうち躁鬱を短い期間にくりかえすラピッドサイクラーになる可能性もあるとのこと…

 

ちなみに私はそれはそれは語りたくないくらいの鬱状態と、

語りたくないくらいの躁状態を経験しております…。

 

と、それはおいといて、今は間違われやすい話。

鬱のときだけ病院に行く、というのはまさに私も一緒でした。

 

なんだか同じ周期で働いてはやめ、働いてはやめを繰り返す。

周期的に状態が悪くなるのです。

 

そして病院にいくと鬱の治療。

でもよくならないんですね、この鬱が。

 

そりゃそーだ、別の病気だもの。

 

治療しても治療しても治療してもよくならない。

そりゃそーだ、別の病気だもの。

しかも時々よくなるから余計に変。

しかも鬱の人が見せないようなバイタリティーあふれる行動を

明後日の方向にする。

 

双極性感情障害の鬱はうつ病の鬱ともまた違い。

うつのときには抗うつ剤ではなく、気分安定剤を使わなければならない。

 

10年通ってまったくもって双極性感情障害と

診断されませんでした。

いや、めっちゃそこの病院混んでて

3分診療でしたけどね。

 

ちなみに今は適切な治療をうけて、まだよくはなっていませんが、

だいぶましな状態になりました。

 

ちなみに治療中に気分安定薬なしで一度治療してみよう(良い薬がみつからないので)

となって気分安定薬をぬいたところ、一カ月でひどい鬱がやってきて、体重は7キロ減り、

目の前のごはんも食べられず、死ぬんじゃないか、という目にあいました。

ほんとうに動けなくなるような鬱は久しぶりすぎて毎日泣いていました。

この鬱の時と憂鬱な気分で毎日泣いている、というのは別物です。

すぐに病だとわかります。

 

そしてこの鬱状態からハイテンションな躁状態へいくとなったら

周りも自分も鬱になったときに大変な痛手をこうむります。

 

これまでに躁状態を経験したことはありますか?

本当は双極性障害であるのに軽い躁状態に気づかず、うつ病と診断されている人も少なくありません。

うつ病の治療をしてもなかなか治らない患者さんが実は双極性障害だったということはしばしばあります。
躁とうつの症状が現れる間隔は数ヶ月だったり数年だったりいろいろです。

躁状態から突然うつ状態へと切り替わることもあります
うつ状態しか経験したことがないと思っていても、病気とは思えないようなごく軽い躁状態を何度も経験していた、

ということもあります。この場合も双極性障害に含まれます。

一般に、躁状態の期間よりもうつ状態の期間のほうが長く続く傾向があります

(厚生労働省 みんなのメンタルヘルス)

 

ということで、なんかうつ病なんだけど治らなすぎる。

時々元気になりすぎるときがある。

それを繰り返す。

 

そんな時はお医者さんに相談。

信用できないのならばセカンドオピニオンを!

 

というのが私の体験のひとつでありました。