○娘と空を見上げた日○
2022年7月8日。
日本人、いや世界中の多くの人が大きな衝撃を受け
これは現実なのか何なのかグルグルと迷走し
どこかに向かって必死で祈ってそして
時が経つとともに受け入れなければならない現実だと知り
その悔しさに、その無念さに、心をいためたのではないかと思います。
私は決して政治に明るいわけではありませんが
やはり長年一国の総理大臣という大役をつとめられた安倍元首相の姿は
色々な場面で目に焼き付いているもので
とても印象深く、またどこか身近にも感じられる方だったので
あべさんあべさん
と勝手に呼ばせていただきながら過ごしてきたので
最期のお姿には本当に心が潰されそうになりました。
最期のときも、国民の皆さんに頭を下げていましたね。
賛否あれど、それはどの世界も当たり前のこと。
色々な見方、ご意見もあるとは思いますが
確固たる想いを胸に
長年日本のために命懸けで尽力して下さったのは
間違いないかと思います。
そのような方が、何故このような人生の幕の閉じ方にならねばならなかったのか。
探してみても理由など見つからないと分かっていても
考えてしまう自分がいます。
小・中学生の娘たちは、その人生の殆どが
「総理大臣と言えば安倍総理大臣」だったので
やはりそのショックは大きいようです。
あまり話すと哀しみが深くなりそうですが
避けていても心に溜まってしまいそうなので
母娘で時々話して色々な気持ちを共有しています。
7月9日は外で撮影があり
少しだけ空に近い場所へ行きました。
空を見上げると
会えなくなったみんなに会えるような気がして
いつもそばにいるような気がして
心が穏やかになります。
そんな話も娘たちとしていたら
帰りに虹がかかりました。
『いてくれてるね。』
『うん、いてくれてるよね。』
『ありがとうございます。』
『本当にお疲れ様でした。』
空を見上げてみんなで話しました。
まだまだ複雑な気持ちの置き所が難しいのが正直なところですが
同じ時代に生きられたことに感謝をし
心よりご冥福をお祈り致します。
このことからも、やはり
自分の活動を信念をもって続けていこうと思います。
フルーティmom



