この、夏の炎天下に。
夫がお酒でベロベロになって
失踪しました。
しかも、
自宅から100キロ以上離れた先で。
詳しい話は割愛しますが、
夕方居なくなってしまい
見つかったのは約24時間後。
道端で倒れている彼を
発見し保護した人からの電話で、
彼の居場所が分かりました。
私は失踪した日の夜、
仕事現場付近のコンビニやドラッグストア
公園などを探しましたが
携帯をかけても
電源が落ちててかからず
(そもそも失踪時持っていなくて、携帯は置いていった荷物の中でした)
財布も置いていったカバンにあり
急遽近くに宿を取って
一晩を明かしました。
彼が公衆電話からかけてくれるのを
切に祈っていました。
彼の失踪は
初めてではなかったのですが、
財布も携帯も置いていなくなったことは
今までなかったので
さすがに
心配でたまりませんでした。
彼の兄弟が
携帯のGPSで探すことができたので
頼ってみたけれど
パスコードが変更されてしまっていて
それも使えず。
結局、失踪翌日に
私は最寄りの警察署に行き
初めて行方不明者届けを出しました。
保護されているかどうかや
救急搬送されているかどうかを
調べてもらえましたが、該当せず。
失踪翌日、猛暑の夏日。
大きな公園の脇に車を停めて
散歩する老夫婦や、
子供と遊ぶ夫婦を眺めては
どうしてこうなっちゃったんだろう…
また夫と笑顔で過ごしたいな…
一緒に歳を重ねていきたいのに…
一体どこにいるんだろう?
こんな暑い中、無事なのだろうか?
様々な思いで胸が痛くて
涙も止まらない状態でした。
自分の感情を
しっかり感じながら
泣き疲れて、少し仮眠を取り
もう諦めて、
100km以上離れた自宅に帰ろうかと思った時に
私の携帯に、知らない番号から着信が。
なんと
失踪場所から15キロほど離れたところで
夫が発見されたのです。
自動販売機の前で倒れているところを
近くを通りかかった人が見つけて
ひとまず保護してくださり、
警察に通報する前に
夫の意識が戻り、
自分の名前や私の携帯を言えたため
連絡をくれて
自宅に帰らなくてよかった!
と思いながら
なんでこんな離れた場所に?と
疑問を持ちつつ
夫のいる場所へと向かいました。
つづく。
※ノンフィクションです。写真は実際のものではありません。





