うれはの心臓…


ここ1年弱で、あっという間にどんどん肥大しました。

定期的に循環器専門医を受診し、その都度お薬の量を増やしましたが効果なく。


昨年の夏、お薬の量をMAXまで増やし、利尿剤の服用も始めました。


この時点で、通常受診している病院の担当医からは


『うちの病院でできる内科処置は、残念ですがもうありません』


と言われました。



お薬を増やしてからはずっと調子がよい…と思っていましたが。


秋に循環器の病院で検診を受けた際、循環器専門医から


①僧帽弁からの逆流が増えており肥大が進んでいて、心臓の形が歪になっている


②右心室の三尖弁からも血液の漏れが始まってる

→右心室には肺動脈があるので、肺水腫になりやすい


いつ肺水腫になってもおかしくない心臓で


もっと強い利尿剤を服用しても、1年はもたないだろう…


そう言われました。



夏にお薬を増やしてから調子が良いので、お薬が効いてると思っていた…そう伝えると


『キャバリアはそうなんだよね、わかりにくい』


心臓が強い分、他犬種だと失神するくらいの状態でも元気に暮らせるのがキャバリアだと…


普段の生活や聴診だけでは判断しにくいのだと言われました。



夏に受診した時


『心臓の外科手術は考えていないの?』


と言われ、簡単にですが説明を受けていたので。


もう一度、外科手術について説明してもらいました。



今のうれはの状態だと、僧帽弁を作り直してもそこまで心臓の肥大は縮小しないけれど。


肺水腫の心配はなくなる。



三尖弁からの逆流があるので、ピモベンダンは服用続けないといけないけれど。


左心室にくらべ右心室の圧は1:9?2:8?くらいなので、お薬を飲めば心配ない。



手術後に1番懸念されるのは、血栓がとばないか…


その為に術後の退院は血栓がとぶ可能性が低くなった時で、3ヶ月は血栓のお薬を服用する。



手術費用も教えてもらい、その場で手術をお願いしました。



手術後に病院で亡くなったコ、手術して今でも元気に過ごしているコなど、身近な人達から色々な話を聞いており。


手術を決断したことに、今でも迷いや不安があります。


でも散歩中に走ろうとするうれはを止める度に、自由に走らせてあげたい…そう感じる毎日です。