うちは姪っ子が亡くなってから、霊視を定期的に受けるようになったし、かなりスピリチュアル化が進んだ。

だって、そうしなくちゃ姪っ子の存在を否定することになるし、説明がつかない物理的現象もたくさん経験したから。

あちらの世界、見えない世界とつながる術として霊視をすることは、人生の指南の様なものと捉えるようになっていて。


私たちがよくお願いしている先生はお二人。

状況に応じて、ピンとくる方にお願いしている。


先週土曜日、母について霊視して頂いた。

症状が悪化しており、治療方法に少し迷いがあったから正しい方向性を知りたかったのと、何か霊的なこと、先祖のカルマとか関係してるのか知りたかったから。


結果…。


母には父方のご先祖様が3人ついていて、その方達が先祖供養を疎かにしている現生の私たちに気づいてもらうため、霊障として、母の病気に現れてると。

日本昔話のようなお婆さんがいて、

「こうなることは分かっていた」

と。

父の実家は70歳という若さで亡くなった父の兄で長男が継いでいた。

亡くなってからは、その長女が継いで婿養子を取り、生活をしていたのだが、なんとも、問題が絶えないという話は聞いていた。

先祖供養をしっかりやってくれていないのではないか。

という疑念が浮かんだ。

その霊能者の方からキーワード

「井戸、岩、山、神社、新興宗教、お札、右側にあるお墓」

ということを教えてくれた。

井戸は以前姪っ子の霊視をしてもらった時に、父方の方にあったということを聞いていて。

ちゃんと供養ができていないのか。

と、いうこと。

岩は、パッと父の実家の近くの寺の大きな岩が思い浮かんだ。

山はお墓が山にあるからかな…。

神社は分からなくて、

信仰宗教とお札は父の部屋の押し入れの襖に何故か貼ってあるお札が思い浮かんで。

その先生に、そのお札は愛犬が亡くなる前に、具合が悪く、母の友達に送ってもらったものであること。そのお札を貼って、これまた送ってくれた手袋をして「オンコロコロ〜ナンダリ」と、おまじないを唱えていたことを伝えると。

先生タップして笑う…

「それは新興宗教だね。その愛犬が亡くなっても貼ってあると、お札は色々なものの入り口になってしまう。もし貼ってあるのならばすぐに剥がしてお抱き上げしたほうがいい」とのこと。

右側にあるお墓は誰のか分からないから父に聞くしかなかった。


先生のお話では、しっかり先祖供養ができれば状況が必ず変わってくる。と。

供養をすれば、先祖の霊格が上が立て行くから。

供養をしないと、愛されず、大事にされていなかったんだな。と、あちらの世界での格が上がらず苦しみ、先祖供養を怠っている私たちにお前たちのせいだと気づいてかれる人に危害を加え、でも、こちらの世界もいろんな嫌なことが起こり手一杯になってしまい、供養をする余裕がなくなり…。

と、負の連鎖になってしまうと。

どこかでそれを食い止めなければ、家計が絶えてしまう。と。いうことだった。


母は優しく、私たち姉妹もスピリチュアルな考え方を重んじている。

だから母が選ばれてしまったのか…。

そんなことあるのか…。


でも、母を治してあげたい私たちにもう手段を選ぶ余裕はない。

できることをやっていきたい。


30分のセッションを終え、真っ先に実家のお札を剥がし、お焚き上げをしてもらうために実家に急ぐ。

神社が閉まってしまう17時まであと40分。


実家に姉と押しかけ、例のお札を確認。


???


あれ?

「金閣寺…」

と、書いてある。

あれ?

「これ、〇〇くんが病気な時にもらったものじゃないっけ?」

「違うよ。お父さんが金閣寺に行った時に買ってきたんだよ。」

「…そうなんだ。」

じゃあお札ってなんだ?

私は突発的に霊能者の先生に電話してしまった。

こういう衝動を私はあまり抑えられない…。

病気か?

「あれ?はい。どうしました?」

先生かなり動揺…

そうだよね。こんな突発的に電話する奴いないよね。

「急にすみません。お札金閣寺のものでした。これのことではないですよね。」

「それは問題ないですね。」


!!!


私は鳥肌がたった。

霊能者の先生と話してたら急に思い出した。

昔、父の兄の亡くなった長男の方の奥さんが早起き会というものに参加してた。

それはきっと新興宗教だ。

その旨を先生に話したら

「そうかもしれないですね。」

とのこと。

一度父の故郷に行って、先祖供養と共に、色々確かめる必要がありそうだ…。


不思議なことにお彼岸の三連休、私は予定ないし、姉も仕事なんとかなりそう。

父もちょうど2連休で予定が合いそうだ。

こんなことあるだろうか。

このタイミングで霊視してもらって、お彼岸にちょうど予定があって。


出かけてた父に話すと、よし、みんなで行こう!

と、いうことに。


すごい。

行くっきゃない。


父が姪っ子や、実家に電話してくれる。

姪っ子の実家を継いでいない次女にかけたところ、ちょうど23日に実家に帰る予定だったと。

不思議なものだ。

お彼岸とはいえ、予定がぴったり合う。

実家にもかけてもらうが、実家は連絡がつかなかった。


翌日以降電話してもらうことを約束して、家に帰った。


確かに私達は先祖供養ちゃんとしてきていない。

ここでちゃんと襟を正して償って行かなくては。


パパにそのことを話し、長女を見てもらう約束をした。

パパには、その霊能者の人に振り回されすぎ。と、言われたけど、あそこまで言い当てられては行動に移すしかない。


でも、母の病状を悪化させないための光明が指して、少しワクワクする。


お母さん私たちできる限りのことはするからね。

少しでも元気で長生き出来ますように。


私と姉はそのテンションなのに、父は実家に帰れることに浮き足立って、夜も興奮で眠れないくらい。

7年ぶりの帰郷らしく、テンション上げ上げで。


私たちとは温度感の乖離ありの数日を過ごした。


続く