無意識に、あるいは意識して人の期待にばかり応えてきた人は、
「空っぽの自分」に気づく時があります。
「アレ、私、何がしたいんだ?」って。
そうして「したいこと探し」がはじまるんです。
で、自分はなかなか見つからないのに、
まわりはちゃんと見つけて上手くやっているように
見えたりするんです。
「アレ、私、人とは何か違うのかな?」ってね。
一見上手くいっているように見える人も
実は先が見えていなかったり、
あるいは、
先が見えている人でも
それまで長い間探し続けた過去があったりと、
「見つける」ことがいかに難しいことか。
幕末の動乱期に、
先が見えて急いだ人たちの多くが命を落としています。
先が見えずにそろりそろりと進む人が、
結局生き残ったりします。
先が見えて突き進んでしまうことがプラスだとは限りません。
私は「空っぽの自分」のまま、
手探りで進んでいくのもいいと思います。
あなたは「空っぽの自分」のまま、手探りで進めますか?
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「どうしたらいいかわかった!」と思っても、
しばらくするとわからなくなり、
あきらめかけていたら、
突然「こういうことか!」なんて先が見えたりと、
わかったり、わからなかったりの繰り返しで
前に進むんじゃないでしょうか。
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