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日本人と非ベルギー人(EU市民)がベルギーのLeuven市でLegal CohabitationおよびFamily Reunificationを申請し、居住許可をもらう流れについて、やった事を羅列していきます。



2023年1月現在の手続きであり、またプロセスは地域によって異なると思いますので、参考程度に見てください。



また、私自身が絶賛手続きの最中なので、間違ったことも書くかも知れません。都度訂正します。




・前提

Legal CohabitationとFamily Reunificationの申請は、日本国内にいる間は開始できません。



ベルギー大使館のサイトのビザの項目に、日本国籍者向けのFamily Reunificationがなかったので、大使館にメール(英文必須)で問い合わせたところ、いったんビザ無しでベルギーに入国してから、お住い予定の市役所で手続きを開始してください、と言われました。



ちなみに大使館のメールはかなりぶっきらぼうですが、直接行ったら皆さん優しかったので恐れる必要はないです笑



また、日本にいる間に準備出来る書類は全て準備していった方がよいのですが、必要書類のリストが探した限りではインターネットに存在しません(市によって違う)。



したがって移住予定の市役所に問い合わせる必要がありますが、ベルギーの市役所ではスタッフによって回答が異なったり適当な部分があるので、必要そうだな、、という書類は全部準備していった方がいいと思います。




・日本でやること

書類準備(ざっくり3つ)

①戸籍謄本

戸籍抄本でも良いらしいですが、念の為謄本を取得しました。



②無犯罪証明書

ベルギーの法改正で不要になった説もありますが、あとで必要になったりしたら絶対面倒なので、念の為取得しました。

オンラインで依頼できず、大使館や警視庁に何回か行く必要があったので、早めにとりかかるのがおすすめです。



まず警視庁のサイトを見ると、無犯罪証明書(渡航証明)の発行には大使館からのリクエストレターが必要と書いてありました。



大使館のサイトを見ると、リクエストレターの発行には、直接大使館に行って申請書類を提出すべしと書いてありましたので、A4用紙に必要事項を記載し、パスポートを携えて麹町まで提出しに行きました。



その場でリクエストレターを貰えたので、その足で桜田門まで行き、警視庁にリクエストレターを提出しました。



警視庁では、リクエストレターとパスポートを見せびらかしつつ、ベルギーでビザを取得するので無犯罪証明書(渡航証明)が必要です、ということを伝えました。

本当はLegal Cohabitation・Family Reunificationの申し込み→居住許可取得の流れなので、「ビザ」を取得する訳では無いのですが、私の口からビザ取得と言わないと書類の発行が難しいと言われたので、ビザとります!と元気に言いました。こんなんで大丈夫なんでしょうか。



その後シッカリ指紋を取られ、引換証を渡されて帰されました。



後日引換証とパスポートを持って再度桜田門まで足を運び、無犯罪証明書(渡航証明)取得しました。




③ ①,②の書類にアポスティーユをつける

アポスティーユというのは、ベルギー政府がこの書類が公式なものであると判断するためのハンコのことと考えてください。

このハンコがないと、日本で発行した戸籍謄本や戸籍抄本、無犯罪証明書はただの紙切れです。



外務省に①②の書類と申請書を郵送すると、アポスティーユを付けて返送してもらえます。詳しくは外務省のサイトを参照ください。



ベルギーに到着後、アポスティーユ付き戸籍謄本をもとに、在ベルギー日本大使館でオランダ語かフランス語の独身証明書を発行してもらえます。

無犯罪証明書に関しては多言語で書かれているので、翻訳は不要だったかと思います。





日本国内で準備した、移住系の書類はこんな感じです。再掲、あくまで私の場合ですので、参考程度でお願いします。



次回、ベルギー市役所での攻防に続く