他人との関わり、距離感について改めて考える機会を得られた作品だった。

住所を持ち、自分以外の人間と暮らすことは、その人間と必ず距離感の近い関係にならざるを得ない。
「ハウスレス」であることは、自分自身で好ましい距離感を保ち,かつ他人との絆は育めるというメリットがあるように感じた。
もちろん、この生き方はデメリットもあるだろう。実際日本でこのような生活を送ることは不可能に近いし、他人からの目線も厳しくなると思う。

世界ではこんな価値観もある、ということが少しでも広まっていけばもう少し生きやすくなると思う。いい意味で他人に対して興味を持たないように、自分の価値観を押し付けないように生きていきたい、そんな風に感じた映画でした。