2017年12月29日に左前頭葉に
悪性脳腫瘍(膠芽腫)が見つかり、
2018年1月25日に無事、手術を終えた母。

2月21日から放射線と抗がん剤の標準治療、
4月8日に退院し、5月2日から月に1回の
維持療法(テモゾロミド)を始めました。

そして、2020年2月26日のMRI検査で、
膠芽腫の再発と言われ、2020年3月13日から
2週に1回のアバスチン治療を始めました。

●術後949日目 2020年8月31日(月)

深夜3:00、
「あなたの中の悪魔は居なくなった」
と言う母の言葉にモヤモヤ…。

時折発せられる母の不思議な言葉が、
何かの啓示の様に聞こえてしまう。
(こういう時の私のメンタルは不安定)

●術後951日目 2020年9月2日(水)

母、昨日の夜から朝まで起きたまま。
「ボタン掛け忘れたら、大変よ」と。

また、服の話ではないような、
そんな感じがしてしまう。

仕事に行くと、
家の鍵がキーボックスに
入っていないとの連絡で、
リハビリの方が入れず、
キャンセルに。

私、仕事しながら、手帳に、
「休みたい。在宅したい。」と走り書き。

●術後952日目 2020年9月3日(木)

デイで16:00頃、
トイレが間に合わず、
ズボン、パンツ、パッドが
尿で汚れたとのこと。

リハビリパンツとパッドは、
デイの荷物に入れていたのですが、
この後、替えのズボンも入れるように。

●術後953日目 2020年9月4日(金)

この日、私は午前中は職場へ。
介護休暇の書類に、来週から、
毎日朝夕1時間ずつ休む形で
書いていました。

ちょっと悩みつつ、
まだ出さずに机の中へ。

午後は、14:00脳外科、
14:30から13回目のアバスチン
予定だったので、お昼に帰宅。

母の支度をさせて、
玄関で靴を履かせるため、
ベンチに座らせると、
そこで寝始めてしまう。

起きてくれず、病院に行けず。
病院に電話で連絡を入れ、
遅くなっても来られるようなら
来てくださいとのことで、
何度も連絡しながら、
やっと17:00頃に病院着。

先生は居たけれど、
さすがにこの時間から、
アバスチンの点滴は無理とのこと。

初めから、
当日諦めて別の日にするという選択肢も
あったのだろうけど、
私には
「今日行かなければいけない」
という強迫観念が。

この日だったか、
前回の受診の時だったか、
車椅子に乗って眠っている母を見て先生が、
「初診の時に比べて、じり貧だね」
との発言。

……はぁ?!!!!ムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカ

と、耳を疑いました。
医者が患者に向かって言っていい言葉か?
母が寝ているからまだ良いようなものの。

以前から
この先生の言い方にカチンと来てましたが、
この一言で、
「この先生やっぱりダメだ!」と、
私の心のシャッターは、
ガラガラピシャン!と下りました。