術後940~947日目 母、転倒する。【2020年8月】

2017年12月29日に左前頭葉に
悪性脳腫瘍(膠芽腫)が見つかり、
2018年1月25日に無事、手術を終えた母。

2月21日から放射線と抗がん剤の標準治療、
4月8日に退院し、5月2日から月に1回の
維持療法(テモゾロミド)を始めました。

そして、2020年2月26日のMRI検査で、
膠芽腫の再発と言われ、2020年3月13日から
2週に1回のアバスチン治療を始めました。

●術後940日目 2020年8月22日(土)

12回目のアバスチンの翌日。

15:00、歯医者の帰り、
私が車に荷物を取りに
母からちょっと離れた隙に、

母は体勢を保てず、
前傾姿勢で小走りのまま、
20mほど先の住宅のポストに激突し、
階段で毛躓いて転倒。

母が走っている姿を見て、
まずい!
と思って駆け寄ったのですが、
転倒に間に合わず。

左耳を階段の角でぶつけたけれど、
頭は痛くない模様。

受け身を取るように上手く転んだので、
たんこぶや内出血は出来ておらず、
とりあえず、そのまま様子を見る事に。

●術後941日目 2020年8月23日(日)

朝6:00~7:00頃、
一時発語が意味不明だったので、
かかりつけの病院の緊急外来で、
11:00にCT撮って貰いました。

脳内出血の心配はないので、
もしかしたら小さなてんかん発作が
起きたのかもとのこと。

病院での血圧150/100で
普段より少し高め。

念のため、金曜も、
脳外科に行くことになりました。

●術後942日目 2020年8月24日(月)

デイの日。
週末転倒したので、
気を付けて下さいと申し送り。

そういえば、と、名札入れに、
アバスチン治療中の出やすい症状と、
病院の連絡先の書いてある
緊急連絡カードも入れておく。

●術後943日目 2020年8月25日(火)

テモゾロミド5日間の1日目。
朝、失禁パッドの漏れあり。

この日、デイの連絡帳には、

「歩行が厳しかったため、

 日中は車椅子対応をしております。

 活気なく傾眠が強くありましたので、

 リクライニングチェアで休んで頂きました」と。


私が帰宅した19:00には、
母はベッド脇の畳の上で、
仰向けで寝ていました。

転倒?
ベッドから落ちた?
どちらにしても心配。

20:00から少し散歩。
階段を登りながら、
「もうちょっと頑張るわよ」と母。

階段のこと?闘病のこと?
と思いながら聞いてました。

●術後944日目 2020年8月26日(水)

お昼の訪問看護の日。

訪問時、ベッドで寝ていて、
排尿パッドを当てていなかったと。
その前に失禁があり、
パッドがトイレに置いてあったとのこと。

ふらつきがあり、
一人でのトイレ歩行は危険な様子と。
デイが無い日の自宅での時間が心配なので、
ケアマネさんにも相談をとの申し送りでした。

19:00、私が帰宅すると、
今度は台所で、フロアマットの上に
左側から倒れて寝ていました。

食卓の椅子から転落した模様。
左ほほにあざがあり、
食卓の角でぶつけたか。

●術後946日目 2020年8月28日(金)

10:00脳外科受診。

母が走ってポストにぶつかり
倒れたことを話すと、
「走ったぁ~?!」と。
この先生、信じてないな。
ちょっとカチンと来ました。

特に変わった所はなく、
大丈夫でしょうとのこと。

まだ在宅で大丈夫ですか?と
聞かれたので、大丈夫と回答しました。

足の甲が少し浮腫んでいたので、
先生に伺ったところ、
アバスチンの副作用で血栓が出来やすく、
触ってすごく痛いようなら
言って下さいとのことでした。

とりあえず、今まで履いていた
チャック式の靴が閉まらなくなったので、
マジックテープで幅の調節ができる
介護用の靴を買いました。

●術後947日目 2020年8月29日(土)

ケアマネさんとの打ち合わせで、
一人でいる時間を無くした方が良い
とのことで、
デイサービスの帰宅時の受け入れに、
ヘルパーさんを頼むか、
私が対応するかで検討中でした。