2017年12月29日に左前頭葉に
悪性脳腫瘍(膠芽腫)が見つかり、
2018年1月25日に無事、手術を終えた母。

2月6日に病理検査の結果と治験の説明、
2月19日に遺伝子検査の結果が出て、
治験の方は残念ながら参加できないことに。

●術後26日目 2月20日(火)

夕方、主治医の先生から
今後の治療についての説明がありました。

まずは問診。
「左がじわーっとしてる。」
と母。
 

検査で、
2つの数字を足すのは出来たけれど、
数字と文字が交互に並び、
少し複雑になると出来ない。

先生が病気の説明を少し。

顕微鏡で見ないとわからないくらいだが、
悪い部分が周りに散らばっている。
膠芽腫、かなり悪いもの。 

どのくらいでこの大きさ(6cm大)
になるか聞いたら、
多分数か月、夏くらいからでは、とのこと。

夏か…母が激太りした時期。
あれは病気のせいだったのかしら。

そして治療の説明。

治験は遺伝子パターンが合わなかったので、
標準治療で、

放射線2Gy×30回(約1か月半・土日除く)、
抗がん剤(テモダール)は
放射線治療中は毎日朝食前に服用
(土日含む42~49日)、

退院後1か月間休んだ後、
5日服薬+23日休みを繰り返します。
服薬前に採血、MRIは1〜3ヶ月毎。

病名、悪性であること、
治療目的が生命予後の延長、 
手術後、無治療の場合は数か月で再発、
古い報告では4か月で死亡もあるとのこと。

渡された説明ペーパーには、
その他特記事項に
「余命1年半、
 少ないが長期生存もある」
と書いてあったけど、
先生は読まなかったなキョロキョロ

治療は明日から始めるそうです。 
放射線+テモダールの治療を受けることの
同意書にサインしました。

あと、白血球が減るので、
感染症にかかりやすくなり、
真菌(カビ)でニューモシスチス肺炎になりやすいと。
家のまるごとクリーニングが必要だアセアセ


治療の説明書、
母は後で読むから置いといて、
と言うので置いてきました。

帰り際に、母に、
「手術前の先生からの説明や、
 初めにMRIを受けた病院で
 言われたこと覚えてる?」
と聞いてみた。

母は、
大変な病気なのね〜というだけで、
詳しくは覚えてない。

はじめの病院で、
画像見て脳腫瘍と言われ、
私病気なのね〜と思って、
へなへな〜となってしまったと。不安不安不安
本人それまで
自分が病気と思ってなかったからと。

「今、文章は読んで頭に入ってくる?」
と聞いたら、
「複雑なのは難しいけど、多少は」とのこと。

一応、
「ペーパーに、
 ちょっとショックな事も書いてあるからね」
と話したら、
「そうね」
と言ってたので、
目には入っていたかな。

説明書の特記事項の続きには、
「必ず治ると約束出来ない病気だが、
 全力を尽くす」
という主旨のことが書いてありました。

…先生、そこは読んでよ!!と思ったけど。

家族の口から伝えてという事なのかなぁ。
私もきちんと伝えられなかった汗うさぎ

ちなみに母は、
先生の薬のサイクルの説明中、
友達との旅行に行く予定の心配をしてました。

治験を不服に思っていたのも、そのせいか!

楽しみがあるって最強!!爆笑