はじまりは2017年11月3日、
母と近所のショッピングモールへ行った帰り。
バス停で、母は行先を眺めて首を傾げ、
バスの運転手さんに、
「このバスは〇〇へ行きますか?」と聞く。

バス停には、行先がちゃんと書いてある。
しかも、うちの大字名だよ。
え?読めなかったの?
…もしかして、認知症???ガーン

と、バスに乗って
隣に座る母の横顔を見ながら、一抹の不安。
いやいや、
初めて来た場所だったからかも。
まだまだ認知症なんて。と思いながら。

そして11月中~下旬、
普段は離れて暮らす母からのショートメールに異変。
「てにをは」がおかしい。文章がつながらない。
兄弟にも聞いてみる。
弟のところに来たメールも、
何だか意味不明だったと、写メを送ってくれる。

当時、母は独居で、

私も弟も2時間ほど離れたところに住み、

妹はもっと遠いところに住んでいました。
2週間に1回程度帰省していた私が

家に帰ると、母はちょくちょく、
うまく言葉が出てこないことがある。

認知症?失語症?それとも脳梗塞?


「何かあるといけないから病院行ってね。」
と言い含めて帰るも、母は乗り気でない。

次の帰省時に、強制的に病院に連れていくか、
と思いつつ、自分の家に帰ってからも心配で、
実家の近所に住む私の友人に、
「ごめん、変なお願いなんだけど、
母の様子を見てきてくれる?」とお願い。


友人は友人の母と一緒に、
うちの母の様子を見に行ってくれ、
「ちょっとぼんやりしてるようだったけど普通だったよ。
念のため、私と母の連絡先を渡してきた。」と。

とても、ありがたいおねがいと思いました。