音楽でも聴きながらご覧下さい。(サラ・ブライトマンの歌が貼り付けられませんでしたので当時鶫一等陸士でTime to say goodbye


おはようございます。熊本の爺こと鉄太郎です。

昨日、長月(9月)の最後の日の熊本は、朝方は曇り空でしたが、昼頃から日差しが入ってきました。

私は午前中、風呂掃除でどうしても汚れが取れなかった部分をハイターを付けて歯ブラシでゴシゴシと掃除しました。(結果は、まぁまぁですかね)また、手の届かないパソコン机の下を孫の手で雑巾掛け。最近は掃除爺さんです。

昼過ぎに昨日スーパーにて買い忘れた、お茶、もろみ、コーヒー、魚などを買いに出かけました。
(アパートで一日中いると気が参ってしまいますからね)

本日より神無月(10月)です。本日は、神無月のご紹介をいたしましょう。暮らしの歳時記より転記いたしますのでお許し頂きたくおもいます。

神無月(かんなづき)は、旧暦で10月のことです「かみなづき」「かむなづき」とも言います。

でも、あるところでは「神在月」(かみありつき)と逆の意味で呼ばれています。それはなぜでしょう。

10月は全国の八百万の神様が、一部の留守神様を残して出雲大社(島根県出雲市)へ会議に出かけてしまうと考えられてきました。

その為、神様が出かけてしまう国では神様がいないので「神無月」、反対に出雲の国(島根県)では神様がたくさんいらっしゃるので「神在月」というわけです。

また、「神無月」の無を"の"と解して「神の月」とする説もありますが、「神無月」も「神在月」も、神々が集う大切な月という意味です。

◯神様たちの会議の議題はいったい何なのでしょうか?

に一度、出雲大社に集まった神様たちは、人の運命や縁(誰と誰を結婚させようか)などを話し合います。遠く離れた者同士が知り合い、結婚するようなことがありますが、この会議の結果なのかもしれませんね。その為、出雲大社は縁結びの総本山でもあります。

また、来年の天候、農作物や酒の出来なども話し合われているそうです。

会議の場所が出雲大社なのかは、出雲大社の祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)。天を象徴する天照大神(あまてらすおおみかみ)に対し、地を象徴する神様です。

大国主大神にはたくさんの子どもたちがおり、その子どもたちを全国各地において国を管理させました。そして、子どもたちが年に一度出雲大社に戻り、その年の報告や来年の相談をしたのです。やがて、他の神様も一緒に出雲に集まるようになったといわれています。

◯神無月の神様の出張スケジュールは…?
10月1日「神送り」出雲に出発。各家庭で、旅立つ神様にお弁当としてお餅やお赤飯を供えます。
10月10日「神迎え」出雲に到着します。出雲の国・稲佐の浜(出雲大社に行かれたら是非、最初に神様達が到着される稲佐の浜へ行って下さい。神聖な場所です…。)で神様を迎え、出雲大社へ向かいます。10月11日~17日「神在祭」(かみありさい)神議(かむはかり)という会議をします。

出雲大社では、会議処である上宮で祭りを執り行います。また、神々の宿泊所となる境内の19社でも連日祭りが行われます。

10月17日「神等去出祭」(からさでさい)出雲大社から出発、出雲の国へ。10月26日「第二神等去出祭」出雲の国から出発。再び出雲大社でお祭りをします。

10月末日「神迎え」帰宅。各家庭でお餅や作物を入れた、すいとんなどを供えます。

〔注意…日付けは旧暦。出雲大社では旧暦で神を迎える行事が行われています。また、地方によって行事内容や日付けが異なる場合もあります。〕

◯10月は島根県以外に神様はいないのでしょうか?
全ての神様が出雲に出かけてしまうのではなく、お留守番をする神様がいます。代表的な神様が「恵比須神」(えびすしん)。またその他には「金毘羅神」(こんぴらしん)、「竈竈神」(かまどしん)、「道祖神」(どうそじん)などがいらっしゃいます。

こうした留守神様を祭るために、10月に「恵比須講」(えびすこう)を行う地方も多くあるそうです。多くの神様が留守の間にも、ちゃんと留守神様として私たちを守ってくれているのです。

本日は子供用のお伽話風になってしまいましたが、お子様やお孫さんに聞かせてやっても喜ばれるかも知れませんよ。

本日は10月(神無月)の最初。本日は木曜日。本日も「明るく」「元気に」「笑みをこぼして」過ごしていきましょう。

本日も皆様に少しの幸せが訪れますようお祈りいたしております。

帰宅後は必ず手を洗って、清潔にしておきましょう。

鉄太郎。