おはようございます。熊本の爺こと鉄太郎です。
昨日の我が熊本は朝は強い雨だったのですが、昼まえから曇り空。夕刻には晴れとなりました。
私はアパートの部屋にてテレビを観たり、本を読んでみたり、音楽を聴いたりしていました。
一昨日、頑張った散歩の影響もなく、筋肉の張りや腰の痛みは無かったですね。
イチロー選手が引退すると発表。アスレチックとの最終戦で一本ヒットを打って欲しかったですね。野球のレジェンドがまた一人少なくなります。寂しいですね。
さて、本日は鉄太郎の恋の最終話です。②ころからは、書くのでは無かった…と思いましたが始めた以上最終話までと…頑張りました。
高子さんのご両親も私たちがお付き合いしているのはご承知のようだったので密かに私のことを興信所(探偵)を雇い私の身上調査を行なっていた。
高子さんから聞いた話で、私が知らない我が家の生い立ちを初めて知ることもあった。また、上司へ私の仕事ぶりや性格、生活態度までヒアリングまでされていた。(丸裸である)
その後、私と高子さん、そして高子さんの叔父様ご夫妻と有名な公園にて、お会いすることになった。簡単に言えば私の品定めです。
養子になることが出来るのかなど、詳しい質問内容は覚えてはいませんが、私は母親の了承を得て婿養子になることは構いませんと即答したことは覚えています。
結果は私の品定めは不合格。
私は名前などどうでもいい、仕事だって辞めてもいい。ただ高子と結婚したいだけだった。
その後、高子さんとのデートがだんだんと少なくなっていきますが、2人の交際は続けます。
更に、仕事で失敗しお客様へご迷惑をかけたことで、私は会社から辞令を受けます。M市からT都市への異動。遠距離恋愛を覚悟しました。
ところが転勤前に高子さん家から急遽、呼び出しを受けます。もしかしたら、許してくれるかも知れないと思いました。
T都市へと赴任前に高子さんの実家へとお邪魔すると…親戚一同(10名程度)と高子さんのご両親が私を囲みます。
代表して有名公園でお会いした叔父様が私に向かって、高子との結婚は認める訳にはいかない。「貴方も九州男児なら高子は諦めない」…と。
私は即答します。「九州男児だからこそ自分の気持ちを最後までまっとうしたい」…と。
その後、高子さんのお父様が喋ります。「高子にはあなたと一緒なるのなら、洋服だけ渡すから家から出て行けと言っている」と。
そこへ高子さんが自分の部屋(2階)から私たちのもとへ降りてきました。彼女は泣きじゃくていました。
お父様が「高子は二階へ行ってろ」…と激怒される。
そして叔父様より私の不合格の事由が伝えられた。
①養子でも良いのかの問いに構いませんと即答したこと。
②お父様が早くに亡くなっていて、万一の時には誰が責任を取るのか。
③歩き方がおかしい。
④その他
その後、私は少し無言になり、暫し無言の時間が過ぎ「またお邪魔します」と言って帰ろうとしたとき。
もう来ないで良いので、高子のことは諦めてくださいと…。また、高子は会社を辞めさせます。
私は気を沈めるために真夜中のドライブをしたことを思い出します。
T都市へ赴任後も私たちは遠距離恋愛を続けた。T都市よりM市に飛行機にて月に一度程度通った。
ある日、私が高子さんに「俺と結婚すると帰る家がなくなるけど、それでも良い?」…と問いかけた。
その言葉を発して以来、私たちの会う頻度は激減。別れ話となりました。
(高子さんから言い出したと思います)
私たちはの最後の再会場所はO都市のU駅にて彼女の姿を改札を通り、ホームに向かうのを見送った。その時、また10年後にこの場所で会おうと約束をしたと思います。
私にもっと男らしい勇気があったら、彼女の手を引いて厳格な家から強引に連れ去れば良かったと…。
まだ、まだ気持ちが足りない男、子供だったのかも知れない。私にもっと勇気があったら、責任感が無かったと猛省しています。
完。
また、次回…機会があれば鉄太郎の恋(2)を恥ずかしいですが記載したいと思います。
本日は金曜日。本日も「明るく」「元気に」「笑顔で」過ごしていきましょう。
本日も皆様に少しの幸せが訪れることをお祈りいたしております。
明日からは何時ものブログ兼日記へと戻します。
本日はお天気も良さそうなので散歩へと出かけたいと思います。
鉄太郎。
老いぼれた私には歌えませんが…。