昨夜から睡眠不足の爺である。それはサッカー大好きジジィだからである。
一昨日は女子(撫子)の決勝進出(決勝では宿敵アメリカと対戦)。今朝未明は男子が準決勝進出のため今まで観戦していました。

残念だがメキシコ(準決勝)に3対1にて敗れたが次回は3位決定戦へまわることとなった。しかし、若手中心のチーム。今後の日本代表が楽しみだ。

昨日の我が地方はお天気が朝から良かった。しかし暦の上では残暑になるのだが、我が地方は灼熱のインド状態だ。

さて、本日の爺の説法は、茶人で有名な歴史人、「千利休」の南方録より言葉を引用しよう。

『家はもらぬほど、食事は飢えぬほどにてたる事なり』

意味合いは……。
家は雨露をしのげる程度、食事は飢えない程度にあれば、十分なもの。

しかし、人には欲がある。
素敵な家に住みたい。おいしいものをたくさん食べたい。

そんな気持ちになることは、決して悪いことではありません。しかし、欲を出すともっと欲が出て、最高の家に住み、美食をなおも追求し、身近な幸せに満足ではなくなります。

物事にはすべて適度があり、適度をわきまえ、ないものばかりを欲しがるより、今ある幸せを大切に感じましょうよ……かな。

爺もお酒が入るといささか気持ちが大きくなり、身分不相応のお酒や食べ物を食してしまうことがあります。

爺は遊ぶときは豪快に、日々は質素にを目標としていましたが、千利休の言葉でいささか、考えさせられましたね。

爺が幼少の頃住んでいた家は天井がなく瓦の隙間から日差しが見える家でした。食べ物は父が過去に栄養失調になった経験から、飯(白米)だけは、食べ放題でした(おかずには制限はありましたがね)。

今、考えると雨露をしのぐだけの家と食事だったと思いますよ。少し反省しますね。

説法はこれくらいで終了。
これから本日の話題へと移りましょう。

本日の話題は『もやもや病』です。
2001年、人気ミュージシャンが『もやもや病』と診断され、ワイドショーなどでたびたび取り上げられた。

しかし、この『もやもや病』という病名を聞くと、「気分がもやもやする」とか「頭がもやもやする」といったことを普通の人だと連想をしてしまう。

では、この『もやもや病』、どんな病気かというと、正式な病名は『ウィルス動脈輪閉塞症(どうみゃくりんへいそくしょう)』という。

脳の働きを支える太い動脈が閉塞することよって生じる原因不明の難病で1982年に特定疾患に指定されている。

『もやもや病』という呼び方は日本人研究者によってつけられたもので、脳血管の撮影をしたとき、その部分にタバコの煙のような「もやもや」とした影が映ることからこの名前がつけられた。

この病気を発症するのは、若年層では発症のピークは5~10歳、成人の場合は30~40歳と言われ、発症の仕方も年齢により異なる。

幼児の場合は、ついさっきまで元気だったのに、突然、脳卒中のようなマヒ症状が出るのが特徴だ。泣いたり、熱い食べ物に息を吹きかけて冷ましたり、笛を吹くなどして過呼吸の状態になったとき、脚が立たなくなったり、ロレツが回らなくなったりする。

成人の場合は脳蓋内出血の形で発症がわかるケースが多いという。

また、幼児・子供の死亡率は低いのだが、何度も発作を繰り返していると、脳卒中の後遺症のように、神経障害を起こす可能性もある。

原因は不明なので予防のしようにもできないが、『もやもや病』は、日本人に多いと言われる病気。この機会に、名前と症状くらいは覚えておいても損はない。

今日はチョいと真面目な話を記述してしまいました。

今日は、週半ばの水曜日。
暑さに負けずに、「明るく」「元気に」「笑顔で」「情け(思いやり)仁」の気持ちで過ごしましょう。

爺は皆様方の「ご健康」と「少しの幸せが届くように」日々お祈りしております。

東日本大震災の被災された方々、また梅雨で大雨や土砂災害に遭われ方々、この爺に出来ることがあれば、遠慮せずにコメントに書き込みして下さいね。

あの様な悲惨な出来事が二度とないようにと祈るばかりです。

昨日の武蔵です。
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爺。