育休後、
仕事がバタバタと立て込んでしまい、
書けなくなってしまったので、
とりあえず、
書く習慣を取り戻そうと再開。


この瞬間も成長してるもんな。

水疱瘡

突発性発疹を

経て、

だいぶ体力がついてきた。

昨晩は、
機嫌良く、
食欲もあって、むしゃむしゃ食べてた。

いいね!

【最近覚えた言葉】

ワンワンはよく言っていたけど、
昨晩お風呂でキリンって言った。

【パパが覚えた言葉】

アダプテッドウェブ。





平日の日中

街を歩いていると

働いているときには

見えなかった景色が見えてくる。


商店街には

ぼくと同じように赤ん坊を連れたママたちが

同じように散歩をしたり買い物をしたりしていた。


ぼくが仕事で見ていたものは

ほんのごく一部の断面でしかなくて

これが世間だと勝手に決めつけていたものは

瞬く間にくずれてしまった。




育休に入ってしばらくした頃、

駅のすぐ近くにある保育園が

その場所を

乳幼児が遊ぶ場所として

開放しているというので

(ベビーフロア/キッズフロア)

行ってみることにした。



3月の終わり頃には

もうすっかり馴染んで

保育園の先生とも仲良くなったのだけれど、


初日の最初の一歩は

本当に勇気がいった。

そもそもこの場所で親同士は

どんな風にコミュニケーションを取ったらいいか分からないし

なにせ集まっているのは

ママばかり。

間違えて女子校の教室に

入ってしまったような気持ちだった。

初日は

部屋の隅っこのところで

娘とふたりで

こそこそと遊んでいました。


近頃は

子育てをがんばるパパがイクメンともてはやされ

男性の育児にもだいぶ注目が集まってきたけれど

街で見かける親は

ほとんどがママ。


この保育園のベビーフロアでは

おそらく計20日くらい

のべ200人くらいの親に会ったと思うのだけれど

結局パパには

一度も会わなかった。


男性の育休取得率は1.5%ということなので、

そりゃ、会わないわけだ。



はじめのうちは

物珍しげに見られていたぼくも

なんども通っているうちに

その場に慣れ、

娘もぼくも

ほかの子や親と

上手にコミュニケーションが取れるようになった。


離乳食やトイレトレーニングなど

やることはたくさんあるけれど

他人とコミュニケーションを取ることの大切さ

あと、

新しい場所に飛び込む勇気

必要だと思ったなあ。

↑これは、ぼくのほうのね。


そう、

あと

このベビーフロアに

通った日は必ず

娘は新しい言葉を発したり

昨日までできなかったことができるようになったのも

とても印象的でした。



今はもう

その保育園に行くこともないんだけど、

毎回入る勇気が必要だった

小心者のぼくに

「イクメンが来た!」

とからかい、

いつも明るく迎えてくれた

保育士さんには

とても感謝しています。


育休ライフがスタートしたばかりの12月は
離乳食と昼寝、おでかけ、トイレトレーニングとお風呂
それらを毎日
とにかく必死でやっていたような記憶があります。

メモをみると、

離乳食は

10倍粥
バナナ
野菜スープ
パン粥
豆腐

などを

ローテーションで食べていたようでした。

離乳食作りは、
妻の全面サポートを受けていたのですが

この頃は
「冷凍してある離乳食を解凍して食べさせる」
ただそれだけのことだったのに

子育ては重労働だ、
仕事よりもたいへんかも、
と早くも心が折れかけていました。

特に離乳食に関しては

はじめの頃、
食べさせるのに
とても苦労しました。

ひとくち、ふたくちは
食べるのですが、
それ以降が
ほとんどすすまない。

ぼくは
当時
頭でっかちの完ぺき主義でしたから
とにかく全部食べさせなきゃならない
なんとしてでも食べさせよう、
そう考えていました。

先輩のパパやママには
笑われてしまうかもしれませんが、
本当にいろんなことを試しました。

たとえば

鏡の前なら食べるかもしれないと
洗面台の前で抱っこして食べさせたり
歌って踊って
ハイテンションでスプーンを運んだら
口を開けてくれるかもしれないと
部屋の中を走り回ったり…。

いっときは、
洗面台まで机を運んで
(真冬でしたから)
ヒーターまで持ち込んで
そこで食事をしていたことさえありました。

しかも、器をひっくり返したり、
スプーンをはねのけたりして
服がべちゃべちゃになるので
ぼく自身は、
真冬なのに
とてもなさけない
下着姿で過ごしていました。



2011年4月発売の雑誌PENで、
おしゃれなパパライフが
紹介されていましたが、

あーなんて自分は
ほど遠いんだろう。

かっこわるいし、たいへんだし、
食事に1時間近くかかってしまうし…。

あるときは、
振り回した手が器にあたり
つくったばかりの離乳食が
全部床に落ちてしまい

「なんでそういうことするの!」

と怒ってしまったこともありました。



娘に悪気はないはずなのに。



思い通りにいかない現実や
お互いにうまくコミュニケーションが取れないこと
相談相手が近くにいないこと
そして理不尽に怒ってしまった自分に
ひどく落ち込みながら

それでも
繰り返される地味で単調な毎日のなかに
ただ一筋の光に出合えると

思ったよりたいへんだけど、平気だい!

と、なにもかもが吹き飛んでしまうのでした。

それは、

たとえば

一点の曇りもない澄んだ目。

底抜けの笑顔。

びっくりするような日々の変化や成長。


子育てはまるで荒行のようだなと思ったけれど
辛いことぜんぶひっくり返してくれる
感動的なできごとと
常にワンペアになっていて
(それはまるでジェットコースターのように)
ぼくの心を浮き沈みさせ、翻弄しながら
次に見える景色を
用意して待ってくれているのでした。