『蒼穹の昴』(ブログ→10/3分 )の続編、
『珍妃の井戸』と『中原の虹』読み終わりました^^ ↓
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著:浅田次郎
『珍妃の井戸』は正直あまり面白く無かったです。
番外編的な続編で清朝十一代光緒帝の愛を一身に受けた妃・珍妃が
紫禁城内で命を落とした・・・「誰が珍妃を殺したか?」
本の帯にもなっていましたがそれがテーマの一冊でした
とばすと中原の虹で分からない部分が出てくるので読んでおいて
正解ではあるのですが、単品で読んだら多分
ふ~ん・・・って思うかも(;´▽`A``愛がテーマなのかな~
しかし続く『中原の虹』は面白かったです!
内容:光緒帝即位の年に生まれた張作霖(チャンヅオリン)。貧しく母も父もない流民の男は満州の王者になると予言された。やがて馬賊の頭目となり、中国統一を目指す―――――
と言う訳で今回の話の軸は馬賊っ(`∀´)
より好みになりました!
馬賊とか壮士とか熱い漢たちが出てくるともう盛り上がっちゃいます。
浅田次郎さんの書く男の中のオトコはかっこいいのです!
人間としての弱さも全てあわせ持っていて
それでいて全てを掛けれる力を持っているのですね~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
ただ物語全体としては列強に喰いものにされていく時代の話なので
ちょっとやるせない気分になる部分も多いですけど・・・
ところで夢中で見ていた『三国志Three Kingdoms』
以来流行っている数々の中国語~
その中で「ツンミッ!」(`・ω・´)ゞと言うのがあり上司に対して
「了解しました!」的に使っていたのでそんな感じの事なんだろうな~
と思っていましたがこの度『蒼穹の昴』~の浅田さんの小説を読んで
「尊命」が漢字であると分かりました!!
その事に ハッ!っと気が付いた時はへレン・ケラーの
「ウォー(ウォーター)」(/TДT)/並みの感動が!
言語を学ぶ喜びを若干感じた今回の読書でした