娘の心電図をとりに、移動します。
小児科は2階、生理検査は1階。
私が手術を受けた病院とは違い、この病院では検査に移動はつきものです。
今ではわが子は自分で移動できますが、次男が脳波検査を受けていた10年ほど前は、移動は一大事。
娘をおんぶして、睡眠薬でグダグダな次男(幼稚園児)を抱きかかえた状態で移動し、かろうじて空けた片手でドアノブを回して「おりゃぁ!」って感じで検査室に入ってましたから・・・アクロバティックな母でしたね
あ、今はそういう場合はサポートの方がついてくれるらしく、対応が良くなっているようですよ。
さてさて。
検査も受け付けは機械化。
カードを通すと、受付表が発券されます。
と、そこに見慣れぬ文字が。
【トリプルマスター】
????
なんじゃこりゃぁ???
検査の名前なのか?
トリプルってことはシングルとかもあるのか??
何をマスターしたの???
いや、検査を嫌がる子供むけの暗号じゃない????
等など。
箸が転がっても面白いお年頃の娘と、無駄に盛り上がります
頭の中はフィギュアスケートのトリプルアクセル級の必殺技イメージが。
真相が闇の中に包まれたまま、準備が出来て娘が呼ばれていきました。
私は中待合で待っていたので、聞こえてきたのは音声のみ。
ピ ピ ピ ピ ピー!
5回に1回大きくなるアラーム音を聞きながら、何が行われているのかはナゾ。
トリプルマスターが気になります
終わった後で娘に聞くと、検査したのは①寝てはかる②階段を上り下りする③その後にまた寝てはかる、の3種類。
5回に1回大きいアラームが鳴っていたのは、2段の階段を上る、上る、降りる、降りる、ターン!というターンするタイミングの合図だとか。
「どの辺がトリプルマスターなの??」
娘「さぁ?わかんなかったぁ」
ちなみに、帰ってから調べたのですが、ちゃんとした検査の用語でした
シングル→1分半
ダブル→3分
トリプル→4分半
ってことらしいです。マスターは・・・なんでしょ???
ま、とにかく娘は長めの検査を受けたらしい、ということはわかりました!
検査が終わったので、小児科に戻ります。
心臓という、なかなかのところの検査を受けているのですが、自分が経験者(しかも自覚症状が辛くなかった)なので、変なプレッシャーは無いです。
もっと心配したほうが良いのかとも思うのですが、経験から「何とかなるさ」という気持ちの方が強い母親
良いのかなぁ・・
でも、私が明るければ、娘も病院で深刻にならない(横でトリプルマスターで笑ってる)から、良いの・・かな??
さぁ、この後、診察です。
つづく。