- ハラスのいた日々増補版 [ 中野孝次 ]
- ¥500
- 楽天
- 清貧の思想 [ 中野孝次 ]
- ¥540
- 楽天
現在手元にある「ハラスのいた日々」は
20数年の歳月を負って無残。
主同様にまるで本そのものが老いてしまった
かのように煤けている。
当時、40歳なりたての私はこの本にとても惹かれた。
次女に泣かれ隣家の子犬をもらって
飼い始めた折でもあり著者の心情に共感。
既に老境にあった著者の哀感が今はしみじみと胸に迫る。
40歳の私には老境は想像上のことしでなかった
「貴方もこの年になればわかる」との姑の言葉が蘇る。
哀しいかな、人間は経験則でしか物事を測れない。
先日、デイケア施設慰問を終えてボランティア仲間と一服。
膝が痛む腰が痛むと会員の話題は体の不調に及ぶ。
「昔」母から言われたことを今はそっくり娘に言ってるのよ@、
今の私の年になればわかるって」
「順送りなのよね」と言いながら微かに胸が痛んだ。
「清貧の思想」はベストセラーだからというわけでなく
「ハラスのいた日々」の中野孝次の著作であるという理由で読んだ。
消化能力に欠け素通りしたらしい
紫陽花(アナベル)咲き進むと球形になる
紫陽花 (深山八重紫)


