国会議事堂見学しました。
少し議会を傍聴したのだけれど、これがまた興味深いので復習したところ。
さて、
議会で「同一労働、同一賃金」と安倍さんの発言にあったようだけれど、労働組合としては「同一『価値』労働、同一賃金」の声を今こそあげるべき。
この「価値」という二文字は、実は男女の賃金格差から生まれた言葉。
4月からの「女性活躍推進法」があるにもかかわらず「価値」の文字を入れない発言については、女性活躍推進法に賃金格差の視点が取り除かれてしまったこととあわせて、個人的に違和感満載である。
なぜこの「価値」の文字が重要かと言うと、日本には独特の「男性の仕事、女性の仕事」というのがあることに由来する。
「総合職、一般職」といったり、「正社員、パート」といったりするけれど、結局ここに仕事の男女格差の問題は外せない。
「価値無しの同一労働、同一賃金」だと、「仕事が違うから賃金が違う、はい終わり」ということで、なんにも問題がないように見える。ところが日本だと大問題になる。
EUなどだと、例えばレジという仕事をしていれば賃金はいくらと決まっている。フルタイムもパートタイムも一緒の賃金。
しかし日本は、パート労働法にあるように、法律上「雇用区分や人材活用の仕組み」が違えば違っていいという法律があるように、働く時間が違えば、賃金は違っていて良いということになっている。
ここでいう「価値」の意味というのは、「やっている仕事はちがうけれど、賃金水準が違うのはおかしい。仕事は違うけれど、仕事の価値は一緒でしょ?」という声の後押しになる。
例えば、
スーパーで働くバイトちゃんが正社員と同じように、お客様からクレームを受けても上手に謝れるようになる。これってすごい価値なんです。バイトちゃんが「なんで正社員が逃げるクレームを私が受けたのに、給料安いの?」って言ってきたら何と答えますか?
「そりゃぁ~~正社員と仕事が違うんだから仕方がない」って答えちゃう?
ここに「価値」の二文字があれば、「そうだね、クレーム対応ができる人は、給料をあげて欲しいよね」って、(今はあげるのは無理でも)優しく答えてあげられる。
こういう気づきが、労働組合の運動なんじゃないかと思う。






