一生分の運を使ったかもしれない

 80kgオーバーだった体重が、一年もいらないくらいで43kgになったこと。


26歳の頃、婚約までした彼と別れた事と会社のイジメがエスカレートした事、生活環境を変えた事が原因。

別れたのは...彼がただただダメンズだったこと。

私が原因と思い詰め、精神的にも限界だった事で、別れ、逃げるように引っ越した。


元々、職場は片道1時間くらい。

思い切って職場まで10、15分の所に引っ越した。

職場から近くに引っ越せとずっと言われており...それも嫌になっての近場への引っ越しだった。


歩いて30分くらい。

片道3キロ。週半分歩いて、週半分車通勤。

死ぬほど残業もするようになり、海外に東京に地方に出張に行くようにもなった。

嫌で嫌でたまらない時もあったし、開き直って楽しんだこともあった。

仕事は楽しかった。

が、局からのいじめは異次元になった。


社長からの異動辞令がでれば、

なぜ言うことを聞くのか。

 

片道3キロをゆっくり歩けば、

普通は15分程度で着くだろうノロマ


徒歩通勤にすれば、

なんで徒歩なんだ


車通勤にすれば

横着するな、歩け


近くで買い物をすれば、

信じられない、○○に住んでいるなら○○スーパーで買い物しろ


薬局でついでにと、お菓子を買っているのを見たら

頭おかしいのか?違うところで買え。


他にも、しまむらで服を買うといえば、嘲笑

着ている服を見たら必ず批判

自分の夜みた夢に私が出てきてムカつくから話しかけるな

お前が何で重用されるのかわからない

休む時は私に断りを入れろ

逐一、なんでも私を通せ

(お土産など)何かをもらったら私にもってこい


とどめは、親の介護批判。



そんなこんなで自分でも気が付かないうちにどんどん痩せていった。

食事も曖昧になった。


皮膚がたるむことなく、ただ痩せていった。

肉割れすることなく、痩せていった。

自分では気が付かなかった。

思えばまだ若かったのだろう。


身長も高かったし、昔から太っていたからいつも服を着るのが怖かった。

ある日、何年かおきにある制服が新調される時に気がついた。

あれ?サイズが違う。

万年便秘だったが、今は多い時で2回行く時もある。

7号サイズが緩くなった時、生理が止まった。

これはやばいと気をつけるようになった。面白いことに、太るのも痩せるのも本当に簡単だった。

今まで着たかった服が入るのは何より嬉しかった。同じ時期にハンドメイドに沼ったのはこの頃。

はじめて仕事以外に夢中になったあの日。



が、そこに目をつけたのは局だった。

さらなる言われない叱責嘲笑、孤立、そして不景気による給料ダウンに精神が悲鳴を上げて、数年後に引っ越した。


しばらく痩せてはいたが、例によって体を壊し〜リバウンド。

あれから体重は戻ることはないし、いまだに肩が痛いどころか転職先でさらなるストレスによる神経麻痺に。


また便秘がちになった。

外出が辛くなった。

旦那の帰りに合わせて食事をとると深夜。

個食は嫌だと言われ、待つしかない。

食事の量は減ったが、動かないので意味がないのだろう。

年齢を重ねるたびに、食欲が失せているので栄養関係の問題とはわかっているが、億劫に。


痩せれたのは一生に一度の運を使い果たした...なのか?と思った...。あのやる気とガッツ...また戻ると良いな...太っているのは物理的にも精神的にも辛い。


皆さんは気をつけて。

無理して働いて私は失い続けている。


 

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