きっかけは、先週の母親からの電話。「西瓜を収穫したから取りに来い。お盆を過ぎると実が悪くなるのでそれまでに。」と。2日の土曜日には既に予定が入っていたし、9日の週になるとお盆休みに入り高速道路も伊豆も大渋滞、それ以降では西瓜の味が落ちてしまうので、3日の日曜の決行を決断したわけです。確かに熟れた西瓜を収穫せずに畑に置きすぎるとツルから腐ってきちゃうんだよね。
明け方の6:30に自宅を出発。圏央道-小田原厚木道路ー真鶴道路-熱海ビーチラインー国道135号線を通り10:00前に実家に到着。道路は概ね空いており、所要時間は3時間半。湯河原、熱海、伊東の海水浴場を横目に見ながらの運転。とはいえ、この時間は未だ気温が30度に達していなかったせいか、ビーチの混み具合は今ひとつという感じ。
実家に到着後は、久しぶりに再開した両親と居間で歓談。両親ともに以前よりも元気になった感じで嬉しい。親父さんは畑作業を楽しんでおり、今年は西瓜が大豊作らしい。小さな畑ながら、ツルと葉っぱが茂りすぎて実の位置も数も把握できていないそう。もはや大きくなりすぎ、収穫するのも大変だと申しておりました。他にはかぼちゃ、トマトが成功し、一方でトウモロコシは猪に畑を荒らされてダメだったとか。
早速、収穫してきた西瓜をいただきました。大豊作を物語るように大きくカットされた西瓜に塩を振りかけ、大きめのスプーンでザクザクと。エアコンをかけず窓を全開にした部屋で、うちわで風を作りながらいただく西瓜。娘さんも律儀に時間をかけつつも大きな西瓜を平らげました。その代わりに昼飯はキャンセルしていましたけど。
車に、頂いていく西瓜4コ、かぼちゃ4コ、じゃがいも(男爵とメークイーン)ひと箱、トマトひと箱を積み込み、

昼飯に天丼をご馳走になって(娘さんを除く)、
僅か4時間の滞在で、14:00前には実家を後にしました。頂くものをいただいて、食べるものを食べたら帰るという、帰省というより寄生ですな。
両親と私と娘さん、皆がお互いそれぞれの体調を気遣って挨拶をしてお別れしました。
子供の頃から庭先に生えている柿の木に沢山の実がなっているのを見て、柿が収穫出来る頃に再訪することも伝えました。次回は秋だな。日本にいるかな、私。
帰路は、山奥にある実家から、海沿いの国道に出たあたりで渋滞が発生。
実家は観光地の外れにあるもので、どうしても行楽シーズンにはあちこちで渋滞が付き物。奥さんにはひとりで電車で帰省することを進められるけど、今回は西瓜を運ぶ使命を帯びているので愛車を利用、折角なので娘さんに同行してもらったわけです。
折角同行してくれた娘さんに対し、このまま東京に戻ってしまってはあまりにも申し訳ないと思い、道の駅で一休み。娘さんは「オレオとクッキーとストロベリー」私は「ストロベリーとブルーベリーとやまもも」をミックスしたソフトクリームを食べ、リフレッシュしてから再び国道を北上。熱海、真鶴と北上するたびに速度は落ちて、小田原厚木道路に入っても、ときどき停車を余儀なくさえるようなペース。

前回の帰省で沼津インターから東名高速を使って大渋滞にはまったもので、今回は海側を通って帰ろうと考えたものの、今回は海側の道路にて渋滞が発生しました。海水浴シーズンなのでやむを得ないか。今回の帰省のために娘さんが用意してくれたCDの音楽を楽しみながら、遥か先まで続く渋滞の車列を眺めました。(東名も渋滞だったようです)
小田原厚木道路の渋滞、交通集中による自然渋滞なのか事故渋滞なのか掲示版に表示されない。不親切な電光掲示板に文句を言っていると、ナビゲーターの娘さんがスマホで交通情報をチェックしてくれた。大磯で事故渋滞ね。てっきり厚木までずっと自然渋滞なのかと思った。娘さん情報に救われた。
その後、厚木から東名高速道路の渋滞を避けて圏央道に乗ろうとしたばかりに余計な回り道して道に迷ったものの、またも娘さんナビゲータの指示で無事に圏央道に入り、これを北上して帰宅しました。渋滞に嵌まり疲れるのが嫌で14:00に出たものの、相変わらず夏の伊豆からの帰路は混んでいますね。自宅到着は21:30、7時間30分も掛かってしまい自宅近くで道を間違えるなどヘロヘロ。
娘さんもお疲れ様でした。