12月初旬。

倉敷市林にある日本第一熊野神社へ、友人の付き添いで御礼参りに行きました。

（お願いの参拝時も付き添いました）

その後、いっしょにお隣にある役行者様がいらっしゃる五流尊瀧院へ詣でました。

修験道の総本山です。

年に一度、全国から修験者が集まる大祭があります。

この赤い扉の左に細い通用門があり、出入りができます。

“御庵室（ごあんしつ）”とは僧尼や世捨て人が棲む簡素な住居のこと。

通用門を通り、石段を上がったところです。

交通量の多い国道からほんの少し入っただけの場所ですが、深い山中のような静寂と佇まいです。

左に役行者様の坐像。

右に護摩堂。

御神酒の蓋を取って端っこに供えさせていただきました。

手を合わせ、今年一年の感謝を申し上げました。

友人は五流尊瀧院は初めてで、

像の足元をしげしげと見ており、どうしたの？と聞くと

顔は天狗に似てるけど、履いてる下駄は一本歯じゃないのね、と。

（普通の二本歯の下駄でした）

「天狗の総帥だから」とわたしは答えました。

( *´艸｀)

後ろ姿も素敵な像です。

質素なお庭にはツワブキや万両がひっそりと咲いていました。

役行者様、今年はたくさんの念願が叶えられた一年となりました。

（「わたし」の念願かどうかわからなくなってまいりましたが）

（確かにわたしの内側からほとばしってくるものですが、バックボーンはすべての生きものたちなのかもしれません）

お世話になりました。

ありがとうございました。

<(_ _)>

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これは２年半前の新聞記事です。

すごくインパクトがあり惹かれたので、取っていて時折取り出して見ています。

気になっているのは「東北」です。

古墳内に描かれた壁画。

福島県双葉町の「清戸迫（きよとさく）横穴壁画」。

ベンガラで描かれた命そのもののような力強い赤、

太陽のような七重の渦巻き。

渦巻きの描き始めは中心に見えます。

さいごの描き終わりは右の人物（大きさは76センチ）の上腕につながっていて、パワーを注入されているかのよう。

1967年、小学校新築のための造成中に偶然発見された７世紀の墓。

古墳時代は土を盛って墳丘を築いた墓ばかりでなく、崖や斜面を掘った横穴墓も各地に造られました。

清戸迫では約300基が確認されていますが、彩色壁画があるのは「76号」と名付けられた１基のみ。

「東北」の持つイメージとは真逆の、明るくおおらかでのびのびと力強く、しかもユーモラスな壁画。

死後の永遠の安寧、魂の持続、復活などを願って描かれたのかな。

それにしてもここまで明るい絵が描ける人々が、何度も大震災に見舞われなければならないほどの理由とはどこにあるのだろう。

ずいぶん前に嵐雪さんがブログの記事で書いていらっしゃったのが、ずっとではないけれど気になっていました。

・・この壁画の描かれたのちに、何かがあったのでしょうか。。。

(´・ω・｀)