お久しぶりです。

このまま自然消滅するのかとも思ったのですが、

また、書いてみることにしました。

 

何だか、とっても忙しくて。心も体も。

落ち着いてブログを書けなかったです。

 

時々はみなさまのブログも拝見していたのですが、

なぜか、いいね!ボタンが押せず、ログインし直したりしたのですが、

なんどもログインを求められたりしているうちに、もう疲れてしまっていました。

 

さてさて、前回ブログは半年前でした。

「へーベル + 吹き抜け は暑いのか!?」というテーマだったのですが、

初めての冬を越してみて、

「寒いのか!?」を、我が家の対策法と共に検証したいです。

 

暖房効率には、すごく不利な吹き抜けですが、仕方がない。

吹き抜けが欲しかったのだから。

 

我々の住む地域は、1〜2月の一番寒いときで、

0度からマイナス5度程度まで冷え込みます。

雪は数回降るくらい。

 

オール電化ですので、暖房器具はエアコンと床暖のみです。

寒くなりだしたころ、へーベル設計陣につけてもらった3機のエアコンを

フル稼動していたのですが、どうも効率が悪かったです。

 

エアコンで空気を温めても、

天井の高い部分(2階天井付近)は温かくなるのですが、

シーリングファンをいくら回しても、

1階床面まで温かさは伝わらず、1階にいる人間は寒いのです。

 

さらにシーリングファンをあんまり回すと、

扇風機みたいに風が起こってしまい、それで尚更寒い。

 

それに、エアコンを20-22度くらいに設定していても、

まだ肌寒いのに、アイドリングに切り替わってしまい、

あったか空間にするには、27−28度くらいに設定しないと

温風が持続せず、どうも効率が悪いし、精神衛生上も良くない。

 

実際に、エアコン1機あたり0.8〜1.1kWも電力を消費していて、

これが2機、3機となると、電気代も相当にかかってしまいます。

不安的中かと思っていたのですが、ちょっとの工夫ですぐに解決できました。

 

1、床暖

まず、恐るべき快適さに気づいたのは、床暖でした。

「床暖は必須です!」といっていたへーベル営業さんの言葉が思い出されます。

 

吹き抜けのあるLDK全面に床暖が入っていますが、

床暖は、室内の空気全てを温めることなく、床に近い空間だけを

じわっと温めてくれるので、効率がよいですし、

何より足元から伝わる温かさが心地よいです。

 

掛け毛布でもおいておくと、ミニこたつの様にもなりますし、

電力消費量も0.8kW程度。

 

全体が暖かくあるのに、1時間くらいかかるので、

起床時刻の1時間前にタイマーでセットしておけば、

起きてきたときも快適です。(さらに深夜電気料金適応で安いという・・・)

 

2、エアコンの使い方

床暖があまりに快適で、結果として、天井高のある吹き抜けも

それのみでぬくぬくと過ごせ、ちょっと寒いときにだけ、

エアコンでブーストすれば良くなりました。

エアコン3機もいらなかったのではないかと、ちょっと思います。

夏も2機動いていれば十分だったし。

 

それでも一番寒い時期は、起床時にちょっと肌寒いので、

就寝時にエアコンを18度くらいに設定しておくと、

夜間もその温度で空間全体を保ってくれて(深夜電気料金で)

朝もあまり寒い思いはしなかったです。

 

3、24時間換気・加湿

 これは禁じ手なのはわかってはいるのですが、止めました。

稼動していると数時間で部屋の空気が外気に全部置き換わってしまうわけですから。

トイレや浴室、クローゼットなどの要所要所の換気は稼動させ続けましたが、

吹き抜け天井付近にあるこちらの換気はストップさせました。

「コンクリートが乾くまで、湿気が〜〜」という話もありますが、

加湿器フル稼働でも、湿度が25〜30%くらいにしかならず、

湿気も何もないでしょう? カラっカラですよ。自己責任で停止です。

停止後は40〜50%の湿度が維持できるようになりました。

合わせて暖房の効きもよくなりました。

 

 妻はエコカラットに霧吹きで水をかけてました。

 正しい使い方なのかはわかりませんが、たしかに水をかけたあとは、

ぐっと湿度が上がったので、効果はありそうです。

 

というわけで、結論ですが。

 

「床暖をうまく使えば、寒くない」

 

建てる前は不安だった、吹き抜けですが、

寒い冬も不快な思いをすることなく、過ごせました。

 

逆に、床暖ないと厳しいと思います。

床暖切っていると、氷のように床板が冷たいですので足先からジワジワ冷えます。

木造の実家や前の家のマンションも、ここまで冷たくなかったと思いますので。

 

もし、へーベルの断熱と吹き抜けに不安がある方がいらっしゃっても、

上記を参考にしていただければと思います。