夫と休みが合ったので

久しぶりにお墓参り&掃除に行った。



墓は

とにかくすごい急勾配の山にある。

義実家から見える山の中ほどの墓地。

高齢の義母はもう上がれない。




その日は

途中でストップしたままだった、

墓の周りに

玉石を敷く作業をすることにしていて

10キロの玉石を夫と分けて

リュックで背負って

山を上がった。

石の5キロはずっしり重く

急勾配の坂だからさらに重く感じた。



途中でシカ3頭に遭遇した。

ギクっとしたけど

あちらが逃げて行った。笑




とにかく広い義実家の墓所。

落ち葉や草の掃除だけで

ずいぶん時間が経った。

玉石は10キロではほんの少ししか

敷地が埋まらない💦

あと3回くらいこれをしないといけない…

でも玉石を敷いたところは

草が生えないから

やってしまえばずいぶん楽になるはず。




墓じまいのことを考えてしまうが

ご先祖の墓の前では口に出せない。





長男のとこに子供が生まれなかったら

◯◯という苗字を継ぐ者はいなくなる。

親戚の中でもいないのだよ。



私はこの寂しい場所の墓には

入りたくないなー

っていつも思っている。





墓掃除のあとは

義実家の畑で豆の収穫。

私は豆の収穫作業は好きだ。笑








スナップエンドウです。





それから義実家へ。

義母はちょうど

デイサービスから帰って来たところだったのか

玄関前に立っていた。

そして夫の車に気が付き

ニコニコと手を振った。



夫は

よく俺だと分かったな、

車を忘れてないんだな

と少し驚いていた。




義母の少しあとに私も義実家に入った。




義母が振り向いた。

夫(息子)がいるのかと思ったら

私がいたもので

それはそれは驚いた顔で

声も出さずに私を凝視。



何度か声をかけてたんだけど

耳の遠い義母には聞こえてなかったようだ。



ようやく私だと認識して


まあ、もふこちゃん!

よく来たねえ。



あ、今日は調子がいいんだな。

私の名前も呼んでくれた。



日によっては

私は

「あなた」

と呼ばれる。苦笑






玄関の下駄箱の上には

義母の趣味の生花。

ツツジがきれいに活けてあった。



いっときは何故か

花ばさみがない、

剣山がない、と

私に向かって

嫁が持って帰った!

と怖い顔で訴えていた。

嫁は私なんですけどね。

架空の嫁がいた模様。



生花の道具は

義母にとって大事なもので

自分で大事に収め込んでは

無い、無い、盗られた!

と騒いでいた。




そういう妄想は

最近は無いんだよね。

よかった、よかった。






ダイニングテーブルにも

大きな花瓶が3つあって

どれにも大ぶりな枝が入っていた。

テーブルいっぱい枝が広がっている。






枝だけのもの、

枝と一緒に造花が入ってるもの、

それから

すでに枯れているなんかの花と、

ドライフラワーみたいになったユキヤナギ

入っているものがあった。





どれも花瓶の水が

緑色になって異臭を放っていた!




そしてそれを

キレイでしょ?

とニコニコと言う義母。






‼️







枝は、テーブルに落ちた残骸を見るに

黄色の花が咲いてたもよう。

レンギョウかヤマブキ?




とにかくその全てが異様だった。





お義母さん、

花の水、替えますねー



と声を、かけて

花瓶の水を流した。



枝はともかく

花は茎がもう原型をとどめてなく

溶けたように腐っていた。



花瓶を持ち上げたら

ドライフラワーみたいになったユキヤナギが

ハラハラと散った。



義母が



散るから触らないでよ


と言った。






夫は

週に最低2回は義実家に行ってるし

ヘルパーさんもいる、

義母はまだ自分で切ったり温めたり

炒めたりくらいの料理もできる。

洗い物もする。



だからあんまり私がどうこうしなくても

大丈夫だと思ってたけど

なんかこの異臭を放つ花瓶を見て

全然大丈夫じゃない

と気がついた。




夫は義母に食品や料理を届けたら

そそくさと帰るようだ。

この日も

自分が家で料理して

タッパーに詰めて持って来た

野菜炒めを温めて皿にのせたら

すぐ帰りたがった。

義母の認知症ゆえの

しつこい話を聞きたくないそうだ。




もともと夫は気がつかないヒトだけど

この花瓶の異様な様子にも

気がつかなかったようだ。




夫が帰る、帰るというので

花瓶は結局水を捨てただけで

枝や花を始末出来なかった。

まあ水は捨てたから

もう水が腐ることはないけど…




ヘルパーさんもこの異臭を放つ花瓶、

どうしてスルーしてたんだろう。

義母が嫌がったのかな。





洗濯も

今や二階に上がれなくなった義母は

広い廊下の日の当たる場所て

室内干ししているんだけど

その室内干しのスタンド?には

洗濯物ではなく

冬物衣料がずらっと隙間なく並んでいて

クローゼット状態。

洗濯物干すスペースはなかった。

でも義母は洗濯はしている、

としっかり言うんだよね。




二階も長らく誰も上がってないけど

夫は空気の入れ替えすらしてない。




一階の掃除はトイレも含めて

ヘルパーさんがしてくれてるから

汚くはない。

でもこの花瓶みたいなことがあったら

やっぱり私ももっと義母に

かかわった方がいいのかな、と

心配になった。





私は実父のこともあるし

お金を盗った!

と義母に疑われ

怖い顔で身体を押されて以来

ひとりで義母に会いたくないんだよね。




でもやっぱり

もう少しかかわった方がいいかな。

私が義実家のいろいろをチェックすると

また疑われそうだし。

躊躇する。