今日 2022/09/13は腹水穿刺の日。

先週金曜日にデカドロンを処方してもらって飲み始めたところ、吐き気が治まってきた。

まだ味覚異常はあるものの、お米と醤油味が少し食べられるようになってきて、おにぎりや納豆を口にすることができた。

これはとても大きい変化。

今まで「飢え」ていたけど、今は「お腹空いた」くらいの感覚でいられる。

まだ通常の半量くらいだけど、もっと食べられるようになれば、力もついてくるかも。

吐き気がないから痛み止めのトラマールとカロナールも飲めて、痛みを感じず上半身は元気。

下半身は相変わらず筋肉がないので、しゃがむとなかなか立てない。

特に左足に力がなく歩みが遅いので、院内は車椅子で移動。

1日起きてると左足が浮腫むけど、気持ちが悪いよりはましなので、弾性ストッキングを履いて過ごしている。

先生によると、デカドロンは吐き気を抑えるけど浮腫むとのこと。

浮腫みたくないならデカドロンを辞めなければならない。

👨‍⚕浮腫と吐き気を天秤にかけたら、どちらを選択しますか？

と聞かれ、迷わず、吐き気がない方がいいです、

と答える。

穿刺は2250ccの水が抜けて、お腹はぺたんこに。

中3日にしては少ない方かな？

デカドロンは胸水排出によく効くけど、たまに腹水に効く人もいるとのこと。

そうだったらいいな。

CARTは今の地元の病院でまだしていない。

その効果がわたしにはよくわからなかった、という話をする。

抜いた水を栄養分だけにして点滴で自分に戻すのだけど、わたしは戻した夜からお腹が膨らみ始める。

全て血管から漏れ出てる感じ。

もちろんそのおかげで体を保っていられたのかもしれないけど、お腹が膨らむことに変わりはないから不快感はあるし、なんだかなぁ～と思っていた。

若先生は、👨‍⚕それなら今の穿刺だけで様子を見て、薬で体調を診ていきましょう、と言ってくれる。

若先生は若い(たぶん27,8歳)だけあって、とても柔軟。

わからないことは「恥ずかしながらわからない」と即答せずに、先輩先生や看護師さんに相談したり調べたりして、次の診察までに答えを出してくれる。

それがとても誠実で、ありがたい。

「わからない」と言えるって、すごいと思う。

最近はずっと家にいるので、You Tubeで韓国人のヘムジさんの大食いチャンネルを見るのが楽しみ。

前からTVチャンピオンの大食い番組が好きで欠かさず見ていたけれど、あれは色んな人を映すからいまいちスピード感や食べた量がわからなくて、もやもやしていた。

ヘムジさんはひとりでごはんを作って食べてたまに飲んでるだけなのだけど、そのスピード感に圧倒される。

一口であんなに食べ物が入るの？

何回噛んだ？

ためらいなく口の中に食べ物を運ぶ姿がかっこいいし、調理も手際がよくて、どんどん料理ができていくのが小気味いい。

食材や食器を乱暴に扱うところが、The韓国人って感じ(笑)

「生きる＝食べる」力強さがあって、パワーをもらえる。

昨日わたしはお昼にカップヌードルを食べる時、ヘムジさんがオジンオヌードルを食べるシーンに合わせて食べてみた。

韓国人のように、手首をクルッと回してお箸に麺を絡ませてみたりして。

一口の量と二口目へのスピードが遅くて、わたしはどんどん置いていかれるのだけど、いつもは半分でフーフー言ってたのに、8割くらい食べることができた。

そして今日は久しぶりの韓国料理コンブル。

コチュジャン辛い味も、食べることができた。

ヘムジパワーすごい。

ありがとう、ヘムジさん。

あなたの動画を見て、わたしももっともっと食べるよ。

腹水(23)穿刺 ヘムジさん