これ以上の愛を望むことは

悲しみのはじまりでしかないのに、

愛が欲しい。


この頃私は

また揺れる。


愛する人。

目で追いかける人。

いつも近くにいる人。

不意に現れる人。


分裂してしまいたい。
懐かしくて
甘く暖かい
あの運命の日から14年。


随分遠くまで来たね。

お湯の中で思い浮かべるのは、
誰のことでしょう。


あなたを呼ぶ声は風にさらわれて。


呆れるほどに

甘い甘いひととき。



まるで現実感がなく、

上手く日常との区別がつかないまま。



寝ても覚めても寄り添う。

そう、飽きるほどに。




洪水のような幸せの中で思う。


私たちは、どんな終わり方を迎えるんだろう。


たぶん、そう遠くはない気がして。




でも。


今はまだ、

このままがいい。


もう少しだけ、甘えさせてください。