うえだのブログ

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・設定項目

・Output先の選択

・PAN

・Level

 

 

・Output先の選択

 インプットと違い、安易にMultiを選べない。Helixはアウトプットを2系統に分割し、それぞれに違う音色を振り分けることが可能となっている。最もよくあるパターンとしては、ラインに直接送る信号をXLRから、アンプに送る信号を1/4から同時に出力する、というパターンである。

 

 

ここで片方のアウトプットでMultiを選択すると、Multiのアウトプットに送られた信号がすべてのアウトプットの信号に送られる。つまり、任意に選んだアウトプット先の信号にもMultiアウトプットの信号が混入するのである。

 
 

よって複数系統の信号を同時に出力する場合はきちんとソースを選択する必要がある。しかしMulti以外の選択では複数のアウトプットに信号を送ることは困難なため(選択したソース以外は完全にミュート)、ライン用の信号をXLRとデジタル出力に送り、尚且つ1/4端子からはアンプに送る用の信号を……といった出力方法には対応していない(ヘッドフォン端子は例外)。

 

・PAN

 一般的なPANでありバランスコントロールではない。よってステレオエフェクトを使用してパンを振った場合もきちんとエフェクト音ごと左右に動く。

 

・Level

 -120~+20dbの範囲で調整可。尚、本体のボリュームノブはすべてのアウトプットで共用であり、ヘッドフォンボリュームはあくまでヘッドフォン端子のみに効く。本体のボリュームノブで各アウトプットのボリュームを個別に調整することはできない。よって各アウトプットのボリュームを個別に設定したい場合は、このアウトプットのLevelで調整していくことになるだろう。最終段のエフェクトのLevelで調整する等、ほかにも方法はあるが、ここで調整するのが個人的にはスマートに感じる。

 

以上、変更点があり次第加筆、修正。2018.4.20