こんばんは
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さてさて…ついに総括を書くタイミングがやってきました
結婚式に憧れてプロポーズされる前から備忘録も兼ねて書き始めたこのブログ…
書き始めた時はこの日のことを想像もできませんでした
今回は
「結婚に対するあれやこれや」
ではなく
「結婚式に関するあれやこれや」
について振り返ります
たった1文字だけどこの違い結構大きいと思うので…勿論共通する部分もあるのだけども
まず私は結婚式をしたほうが良いか・しない方が良いかというと、断然した方が良いと思います
これは結婚式前も後も考えは変わりません
でもしない選択をしたご夫婦を否定するつもりは全くありません
迷っているならした方が良いかなとは思います
私は幼い頃から漠然と「結婚式」というものに憧れがありました
歳を重ねて友人の結婚式や披露宴に参列する度に幸せそうな姿を見て「良いなぁ〜」と思っていました
正直なところ30歳が近付くにつれて純粋な羨ましさに焦りが加わったのは事実です
でも結婚してみて思うけど、早ければ良いってこともないだろうし…全てはタイミングだと思います
夫との生活は穏やかで満たされているので、焦って元彼や婚活中に出会った人と結婚しなくて良かったと心から思います
幸いにも夫も結婚式をする事に対して前向きだったので、「結婚式をする」という事に関してはスムーズに進みました
この段階で「結婚式をする」という夫婦共通認識が生まれたわけなのですが、これに向かう熱量はやはり違うのだなぁと何度も思い知らされました
憧れが強いのも、拘りたいのも断然私でした
節約に関して動いたのも私
ゲストのために何ができるだろうと主だって考えるのも私でした
夫は私の自由にさせてくれて付き合ってくれるものの、「面倒くさい」という気持ちがどうしても先行していたように思います
2人での事だから2人で決めた方が良いと思うのに、一緒に決めたいのに…上手くいきませんでした
やらなければやらない事(招待状の宛名書きとか)を任せても気乗りしない夫…
そんな夫を見てイライラした回数は数え切れませんww
終わった今では私のペースで無理矢理に夫を引っ張りつけた事に関して、反省の気持ちも少しあります
夫には夫の考えがあり、夫のペースがある
そんな当たり前の事を見逃して、ただただイライラしたり怒った日もあったように思うからです
少しっていうのはどう考えても夫のペースに合わせたら当日に間に合わない事が多かっただろうし、その尻拭いをするのは私になる事が簡単に予測できるから(笑)
夫とはそんな感じで小さいぶつかり合いは何度もありました
リアルタイムで色々愚痴ったりしましたので、興味のある方は遡ってみて下さい(笑)
そして結婚もそうですが、結婚式も自分達だけではなく両親や親戚が関わってきます
例えばゲストをどこまで呼ぶかとかね…
引き出物どうするかとかね…
はっきり言って合わないことは出てきます
価値観が違いすぎるし、考え方が違うと愕然としたことは何度もありました
今ではそうやって互いの価値観を学んで、妥協する事も覚える良い機会だったと思いますね…
これで仲良くなるも良し、付き合い方を考えるも良し…この貴重な機会を見逃してはいけません!(笑)
何と言ってもお金が絡むと人間の本性が見えてきますから
そして私にとって1番重要だと思ったこと…
それは結婚式という日に向かっての行動や日々こそが夫婦の最初の大きな共同作業であろうという事です
よくケーキカットが「夫婦最初の共同作業です!」ってアナウンスありますよね?
ナイフ持ってケーキ切るだけのあんな単純なことは子供にだって出来ます
肝心なのはケーキカットの場面に無事に至るまでの過程だと私は思うんです
夫にイライラしたりもしました
逆に夫が私への対応に困った事もあったと思います
自分達だけのためではなく、両親、親戚、来賓、友人…沢山の方が関わるからこそ真剣に取り組まねばなりません
だからこそ起きる衝突や価値観の違い
それを準備期間の中で
どう対応していくか
どう考えていくのか
どう夫婦で擦り合わせていくのか
2人がどう変わるのか
2人がどう成長していくのか
それが結婚式を挙げるにあたって大切なことであり、終わった今では財産の1つだと思います
私達夫婦の場合はどう変わったかと言いますと…
夫は結婚式前本当に本当に頼りなかったんですが、要所要所でしっかり挨拶できるまでになりました
身内に対する感謝の気持ちがどこか欠けている人でしたが、結婚式の後は身内に対して少し配慮が見えるようになりました
やってもいないのにすぐに面倒くさがるタイプなのはあんまり変わらないですが…(笑)
前よりはやらなければいけない・目を背けてはいけない事に対して早めに取り組んでくれるようになりました
そして何より私に対しての気遣いが増えました
多分ね、当日を終えてやっと気付いたんですよ
私がどれだけ1人で頑張ったか、それが当たり前じゃない事、自分がどれだけ準備も家事も私任せにしてきたか(笑)
まぁこれは私が激おこした事も関係してますけど
一方で私の変化として大きいのは結婚式の1日を通して夫の成長を感じ、惚れ直したという気持ちが凄く大きいです
夫が隣に居てくれることが当たり前ではないのだと改めて感じて、日々感謝するようになりました
そしてそれを言葉にするようになりました
私の考え方が変わり、夫への対応がより柔らかくなったことで夫もご機嫌だし、それを見て私も嬉しいし…
結婚式を通してやっと良い夫婦の形になったのではないかと思います
結婚式まではなんか浮ついていたというか、ただの同棲カップルみたいな空気感が漂っていたので…
お互いがお互いに対して、結婚式をすることで気持ちが変わった部分もあるし、感謝することに気付いたり責任を再自覚したのだと思います
私は実際に結婚式を終えるまでは
「結婚式とは今までお世話になった方へ決意表明と感謝と、これからもお願いしますと伝える場」
だと考えていました
終えた今、その気持ちに変わりはありません
そしてそれが最も大切だとも思います
上っ面だけではなく、心の底からの感謝の気持ちに気が付けて表現できたのは素晴らしい事だなと
1人でここまで来れたわけではありません
沢山の方の支えがあって私は今こうしてこの場にいられるのだと、高砂でそんなことも考えていました
ただ考えてもみなかった
「夫婦の形の基盤を作る」
という点がおまけではあるのだけど、私としては驚きだったので今回ブログに書くことにしました
感謝を伝える事の大切さは他の方がもっと分かりやすく素敵な文章で書いて下さっていますので
だからね、喧嘩したって良いんだなって
それを乗り越えればまた新しく良い関係を築くことができるのだと、そんな当たり前の事を体験して実感しました
喧嘩を意味のあるものにするか、関係を悪くするだけのものにするかは当事者次第です
私は意味のあるものにしていきたいなと思いますし、その為にはどうすれば良いのかをこれからの長い結婚生活で考えて生かしていきたいなって思います
結婚式は1日の事に何百万円とかかります
コスパで考えたら悪いですよね(笑)
それでも当日まで・そして当日を終えて気付けた事や実感した事
周囲の方々からの「おめでとう」の言葉
夫との絆が深まったこと
どれをとっても何事にも代えることはできないと私は思うので
「結婚式をやって良かった」
と心の底から思います
あくまで私個人の考えです
全く違う考えの方も居ると思いますしね
そんなわけで、私の総括でした
今回はここまでにします
お付き合いいただきありがとうございました