全てに意味がある
こたろうは私を守るために私のもとに来てくれた。
こたろうは、私にとって大きな新しい出会いがあった5日前、我が家にやってきました。
その出会いから3年7ヵ月。
別れがやってきて、精神的にとても辛い日々がしばらく続いていた時、こたろうの体調が悪くなり、私の生活は全てこたろうに向くようになったので自分の辛さを感じる時間などは全く無くなっていました。
余計なことは考えず、こたろうのことだけを考える毎日。
ギリギリまで追い詰められていた私にとって、ある意味そのことにとても救われました。
こたろうのことだけを考えて一緒に頑張っていた闘病期間。
とても大きな別れをした後の私は、ただ一つだけやり残していたことがあり前に進めずにいました。
なにも食べず動くこともできず、とても辛そうに見えるのに、それでも頑張って生きているこたろうを撫でていた時、
「やり残していることがあって前に進めずにいる私を心配しているから、こたろうは魂の故郷になかなか旅立てずにいるのではないか」
そう感じました。
こたろうと別れたくはないけれど、このままではいけない。
そう思い、私はただ一つやり残していたことを整理しました。
そして、私の布団で横になっているこたろうに
「全部終わったよ。私はもう大丈夫。
こたろうは安心して魂の故郷に旅立っていいんだよ」
そう伝えました。
しばらく涙は止まりませんでした。
翌日。
こたろうは旅立ちました。
全く動けないこたろうに寝返りをうたせてあげようと抱き上げた時、こたろうは私の腕の中で口をパクパクさせました。
なにかを伝えるかのように。
そして静かに旅立っていきました。
人生が変わるような出会いと別れ。
それを全て見守るかのように私のもとに来て旅立っていったこたろう。
自分の身体を張って、私を絶望の淵から救ってくれたこたろう。
こたろうは私を守るために私のもとに来てくれた。
そして今も見守ってくれている。
全てに意味があった愛情に包まれたこたろうとの時間を忘れないように、一緒に頑張った闘病記事と共にここに残しておきたいと思い書きました。
ずっとずっと大切に残しておきたい、こたろうとの宝物の時間。
きっとこの世の全ての出会いに意味がある。


