明日
はなちゃんの身体とお別れ。
みんなが揃ってる時に見送ってあげたくて
みんなが揃う日曜まで日数があったけど
町内の葬儀屋さんが親切で
ドライアイスを譲ってくれた。
一日しかもたないから、明日も用意しておきますよ、って、
うさぎさんだから、ドライアイスはこのぐらいの大きさにカットしておきますね、って、
うさぎさんなら、ここと、ここと、ここにドライアイスを置いて、それからタオルをかけてあげるといいですよ、って、わざわざうさぎの絵を書いてドライアイスを置く場所の説明図を書いてくれて、
そんな優しさが胸に染みる。
葬儀屋さんの親切のおかけで
明日、みんなではなちゃんを見送ってあげれる。
本当はこのまま手放したくない。
だって、ただ眠ってるだけみたいなんだもん。
お別れしたくない。
でも、はなちゃんの魂の旅は続くから、ちゃんと見送ってあげないとね。
今日ははなちゃんの側で眠るんだ。
正夢
妹が
「はなちゃんがご飯食べなくなって病院に連れていく夢を見た」
って言って、
「大丈夫。正夢なんかにならないから」
そう笑って言った次の日、
はなちゃんがペレットを食べなくなって、
それから一日経たないうちに旅に出ちゃった。
仕事で休めなくて、病院に連れて行くのを妹と母に頼んで、
仕事行く前にはなちゃんをたくさん撫でて家を出た。
休憩時間に母に連絡したら
「厳しいって」
あまりに突然のことでただ泣くしかできなかった。
仕事終わりまでもたないかもしれないから、帰りに仕事場に寄ってもらって、
少し仕事場を離れて、駐車場にいるはなちゃんを撫でにいった。
バッグの中で辛そうに動かないはなちゃんに
「がんばって」
って泣きながら話しかけていっぱい撫でた。
はなちゃん、
家に帰って、バッグから出してもらって、お気に入りの座布団に乗せてもらったところで旅だったって。
嫌いな狭いバッグから出してもらえて、お気に入りの座布団の上に乗せてもらえてよかったね、はなちゃん。
お家に着くまで頑張ったんだね。
最後にいっぱい撫でさせてくれるまで頑張ったんだね。
最期は看取れにかったけど、旅立つまえのはなちゃんに会えてよかったよ、はなちゃん。
うちの子になってくれてありがとう。
幸せをいっぱいありがとう、はなちゃん。
魂の旅の無事を祈ってるよ。
はなちゃん。まだ悲しいよ。
はなちゃん。
寂しいよ。