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和結の会(わむすひの会)ブログ

和結の会(わむすひの会)は
日本が世界に誇る芸能として発展を遂げてきた
650年以上伝承されている「能楽」を通じて「魂の目覚め」「和の精神性」「しなやかな生き方」などを体験できる会として発足。能楽師による能狂言WSやお囃子体験・定期的な観能など実施。

千駄ヶ谷にある『国立能楽堂』

 

今年40年をお迎えとのこと。

誠におめでとうございます‼

 

40周年記念イベントとして

8月1日、31日に開催されました

「映像とお話しで振り返る国立能楽堂40年」に伺いました!

 

ゲストは、

8月1日 狂言方和泉流 野村萬斎師

8月31日囃子方大倉流 大倉源次郎師

 

わたくしにとって、両人ともに

大師匠でございます。はい。

 

聞き役は、能楽評論家 金子直樹先生。

金子先生には、ご公演の時など色々と奥深いお話しを

フレンドリーにしていただいたりしており

大好きなお三方がご出演ということで

ワクワクして能楽堂へ向かいました♡

 

 

 

 

 

 

 

般若ちゃんととよみ(笑)

時には、般若になることもある、わたし(笑)

 

あ、般若をかぶりつつあるとよみ(笑)

 

いつもの大好きな能楽女子、通称「能楽三姉妹」達と

ワイワイしながら💖

 

 
さて、この企画イベントですが
こんなに素敵な企画なのにーーー
特に8月1日の野村萬斎師の時には
あまりにも空席すぎてプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンプン
驚きましたガーン
(8月31日も満席とは言えず…驚き
 
「きっと満席やんな~!」と勝手に思い込んでいたので
わたしもあまり宣伝してなかったんだけど💦。。。
 
国立能楽堂さん~~
がんばってください~~えーんえーんえーん
 
平日のお昼という時間帯であったので
どうしようも、仕方なかったかもしれないけれど。。
なにか方法があったはず。
 
兎に角、素晴らしい映像ばかりで
モニターに釘付けの三姉妹!
 
ひとつひとつの映像の前後には、
ゲストの先生と金子先生とのお話しや逸話などもあり
超絶面白すぎる企画でした。
 
この企画前には、萬斎師と源次郎師と金子先生が事前にお打ち合わせをして
選りすぐりの映像を選ばれたとのこと。
見応え抜群であり、懐かしい映像もあり
観たこともない演者様もいらしたりして、感激の嵐。
 
個人的には、8月31日の会で
昭和58年、9月17日 「翁」公演での梅若桜雪先生の「千歳」が
強烈に脳裏にインプットされてしまいました。。。
 
この時の桜雪先生のお名前は「梅若紀彰」と名乗っていらっしゃいました。
 
わたしが能楽を観始めた頃からの「千歳」は
若々しくフレッシュに清涼感溢れるイメージでした
 
ただ、今回の映像の中の桜雪先生は(勝手な感受です)
色艶があり色っぽくて、舞は滑らかで、謡は艶っ艶っ!
「んんん?んんん?んん????」と
あまたの中がすこし混乱するほどの衝撃を受けたわたし、、
 
「こんな千歳があってもいいんだ…」!!
 
映像の多くは、昭和の能でした。
8月31日の日の映像は
平成になってからの映像は7本。
令和は1本。
 
なんというか、言葉にすることが
とても難しいのですが
あえて言葉にすると…
 
時間軸が、ものすごくゆっくりと流れている感覚を受けて
数分足らずの映像でしたが、一気に、その時代にワープして
入り込んでしまいました…
 
これ、生で観ていたら どうなっていたんだろう…。
 
『幽玄な世界が目の前にあり舞台上の演者も見所も一緒に
あちらの世界へ突入していっている』
そんな感覚を受けました。
 
いやーーーーーー!
凄かったーーーー!
 
というか、もっともっと多くの方々に観てほしかったし
欲をいえば、各流派ごとに拝見したいほどです!
昭和の時代の能楽を生で観たかった!!!
 
そんでもって。

↓8月31日は、イベント前に腹ごしらえ(笑)

国立能楽堂の近くのある「泥人形」cafeへコーヒー

10年以上も国立能楽堂に通っているのに

はじめてキターーーーーー!!!

とても不思議なcafeだけと、なんか落ち着くわー(笑)

わたくし、高菜ピラフ!

結構がっつり量もあり、美味しかったーー

で、まだ足りなくて(笑)マロンケーキ🎂までいきました(笑)

 

贅沢で豊かで美しい時間でした💖

ご一緒しました三姉妹の皆様もありがとうございました!

 

ご準備も、相当大変でいらしたとご想像いたしましたが

野村萬斎師、大倉源次郎師、金子直樹先生、

国立能楽堂の方々、素敵な企画をありがとうございましたラブラブ