虚ろな十字架読み終えた。
なんか後半になるにつれて読むのしんどくなっちゃってた。読み終えた後しばらくぼーっとしてた。ため息も出た。w


ネタバレ注意です。


登場人物全員いい人。
最初書き方があれで花恵のクソビ〇チ!とか町村なんだこのクソジジイ!って思ってたけど最後まで読むといい人でびっくり…。登場人物はみんなそれぞれ正しいことばかり言ってるんだよなぁ。
最初は小夜子さん可哀想って思ってたけどあんなに仁科たち追い詰める必要あったのかな?って思った。人殺しはだめだけどさ。

それはそうと「殺人犯を死刑にする最大のメリットは二度と人殺しをさせないことだ」っていう言葉がすごく頭に残ってる。

長きにわたった裁判の繰り返しが面倒になり死刑を刑罰とは捉えず与えられた運命だと受け入れ、反省することもなくただ執行される者か、犯した罪を深く反省して遺族に償うためにこれから正しく生きようとする者か。
蛭川のように更正の余地がないやつは即死刑でいいと思う。w
仁科と沙織はこれから罪を償って正しく生きてほしいと思った。
いやー小夜子さん仁科反省してるし何十年も前なのに死刑になるべきっていうのはちょっとキツすぎ…。これじゃジジイに殺されても仕方ないよ…。
ちなみに私はこの物語に出てくる人物だったら仁科が好き。w
中学生のときはまぁうんって感じだけど自分の罪を償うために小児科医になったわけだし。偉いと思うなぁ。


真面目な話、遺族からしたら犯人には死んでほしいって思う人は沢山いるのだろうけど、どっちがいいんだろう?
刑を終えて釈放されてたからと言ってその人が再び犯罪を犯さないとは言いきれない。実際釈放された人の再犯率は高いらしい。
殺人犯を死刑にする最大のメリットは二度と人殺しをさせないことだ」。
その通りだと思う。

犯人によって大切な人を奪われた事実に変わりはなく心の傷が癒されることは無い。それなら別に死刑じゃなくてもいいのではないか?って思うかもしれない。けどそういうことじゃなくて死刑を望む遺族が思うことはただただ「人を死なせておいて自分は今までのようにこの世に生きていることが許せない」んだと思う。それが遺族にとっては死ぬほど苦しい。
だけど、死んだからといって遺族はなにが救われるのかな。死んで終わりなんてその先どこに感情をぶつければいいんだろう。

実際私も自分の家族や周りの人が殺されたら犯人に対して何を望むんだろう…。
今までは死刑賛成派だったけど…。死んだからといって被害者が生き返るわけでもないから。うーん。なんか考えさせられるなぁ。

モヤモヤする(´・ω・`)