あくまで個人の感想です。 -3ページ目

あくまで個人の感想です。

感じ方には個人差があります。

「不在の存在」という言葉を時々思い出す。

どこで読んだ誰の言葉か忘れてしまったけど、ずっと長い間心に残っていて、ふとした時に思い出す。

その存在がないことよりも、いないということの方が色濃く、直接的に感じる…といったような内容だった気がする。

なるほどなぁ、と思った。

いないのだ、と思った瞬間足りなくなる。

もともとないものであれば全然気にならないけど、あるべきところにないのは、ないということが心をざわりとさせる。

そんな感じがする。

そんな言い回しをするのは川上弘美のような気がしてきた。

授業で「境目」というエッセイを読んでから、なんとなくこの人の選ぶ言葉はいいなぁと思っている作家さんのひとり。
(祖父も好きだったようで、本棚に何冊かあった。頂戴した。そういうの少し嬉しい。)

中学の教科書だったと思う。
「境目」の中の「わたしはわたしにとっていいものなんだもん」という言葉を未だに覚えている。

他人からの評価が視線が気になって気持ちが落ち込む時がたまにある。
そういう時に「わたしはわたしにとっていいものなんだもん」とおまじないのように思う。

嫌われたっていいじゃないの。そりゃこんだけ人間がいればどうしても好かんという人だっているわ。

せめて、わたしにとって、いいものでありたいなと思う。
いいじゃん、わたし、って思えることを選んでいきたいね。