首から鎖骨下静脈に入っているカテーテルの太さは、12Fr(フレンチ)である。
Fr(フレンチ)は、太さを表すもので、3Fr=1mmであるので、12Frは12/3=4mmとなる。
ウィキペディアによると、フレンチは、正式にはFrench catheter scale(フレンチ・カテーテル・スケール、シャリエル・スケール、フランス・スケール)で、カテーテルやチューブなどの外径を表す単位となっている。
Frと略されて、単に『フレンチ』と呼ばれている。
フランスの医学者ジョセフ=フレデリック=ブノワ・シャリオールが発明した単位である。
一方、針の太さを表す単位はG(ゲージ)で、我々透析患者は、17G~15Gの針を使っている。
ゲージの単位のことは、ずいぶん昔のブログに記載した。
おもしろいのは、G(ゲージ)は数字が大きくなると太さが細くなるが、Fr(フレンチ)はゲージとは逆で、数字が大きくなると太くなる。