岐阜県関市へ打合せに出かけた。
京都の老舗そば屋有喜屋の名物『有喜(うき)そば』が関市で食べることができた。
有喜そばは、昭和30年代に有喜屋2代目店主が考案したもので、生卵と納豆を泡立てたものがそばの上に乗っているもので、有喜屋以外ではお目にかかったことがない。
なぜ関市のお店で食べられるかと言うと、ここのご主人が京都の有喜屋で10年以上修行し、暖簾分けされたんだとか。
だから、京都以外では、関市のお店でしか食べられない。
生卵と納豆を泡だてたもの(今風に言えば、エスプーマ)が、思った以上ににきめ細かく、よくかき混ぜて食べると、そばに絡みついて口当たり良く食べ進めることができる。
カリカリの揚げ玉がいいアクセントになっている。
納豆そばだけど、納豆感はあまり感じないので、納豆嫌いな人でも大丈夫だと思う。
20年以上前に先斗町にある本店で食べたものと変わらず美味しかった。