珠洲市から富山市に着いたのは20時前だった。
そこからお店を探すとなると大変なので、前に富山に泊まったときに行ったお店に電話すると、席が空いていたので、迷わずお店に直行した。
まず注文したお造りは、かわはぎの肝あえ(ピントが青シソに合ってる)、のどぐろ、水たこ、赤いか。
のどぐろは脂がのっていたが、かわはぎの肝あえの方が美味しかった。
揚げ物は、白えびの唐揚げととうもろこしの天ぷら。
あとは、はまぐりの酒蒸し。
この後、握り寿司を食べたが、1カンずつ出されたので、写真が撮れなかった。
富山湾の表層には、日本海を北上する暖かい対馬海流の一部が能登半島に沿って入り込み、この流れに乗って暖流系の生物が入ってくる。
水深300m以上の深いところは、一年中2℃前後の低温で、ここには冷水系の生物が住んでいる。
海岸に近いところは、大小の河川から栄養分が運ばれ、魚のエサとなるプランクトンが豊富である。
このようなことから、富山湾は『天然のいけす』と言われている。
お店の大将によると、日本海に住む800種の魚介のうち500種が富山湾にいるらしい。