あるときクリニックのナースさん(あえて名前は言わないが)から、長崎に行くことがあったら、『須崎屋』のカステラを買ってきて欲しいと言われた。

 

須崎屋のホームページを見てみると、五三焼きという特別な材料を特別な職人が焼き上げたカステラだということが分かった。ただ、お店は南島原市なので、長崎市からは結構遠い。(汗)

そのときには、五三焼きはその店の商標だと思ってた。

 

それからしばらく経って、実家に行ったときに、五三焼きの空き袋があったので、驚いて島原に行ったのかと母に聞いたら、近くのスーパーで買ったと言われた。

そのときに調べてみたら、五三焼きというのは高級カステラの代名詞でいろいろなメーカーから出ていることが分かった。

 

普通のカステラは、卵黄と卵白の比が5:5であるが、五三焼きの方は、5:3と卵黄を多くしていて、ほかにも和三盆や高級なハチミツを使ってあったりしているようだ。

その5:3という比率が五三焼きのいわれのようだ。

 

実家にあったのは、成城石井の五三焼きで、あっさりしていて美味しかったと言っていたので、出かけたついでに手に入れてきた。

 


食べてみると確かに、普通のカステラみたいにベタベタしてなく、あっさりとして優しい甘さで、何切れでも食べられそう。
ただ、表面にザラメ感があるともっとよかったかな。

今度、博多に行ったら福砂屋や松翁軒などのお店の五三焼きを買ってこようっと。