臨時透析に行った施設で、何か違和感があると思ってたら、ダイアライザーの向きがうちのクリニックと逆だということに気づいた。

うちのクリニックでは、透析開始時には青(V側)が上になっていて、技士さんが設定値をチェックすると赤(A側)を上にする。
ダブルチェックしたかどうかが一目で分かるようになっている。

土曜日の透析時にチェックにきたのがM技士長(表記がいつもと違うのは、名札を着けていないので苗字しか分からないから)だったので、聞いてみた。

重力に逆らって下から入れると血球が下に溜まりやすくなるし、気泡が上に溜まった場合、血流に乗って出てしまうからと説明された。

気になったので、いろいろ調べてみたら、昔の手技の名残りで最近の装置では、どちらが上でも問題ないようだ。
掲示板等では、青を上にしたら目詰まり(ファウリング)がなくなったという技士さんからの意見もあった。

次回、臨時透析の施設に行ったら、どういう理由か聞いてみよう。